使用されていない追加のフィード属性の追跡
分析を通じてフィード属性を追跡する場合、目的の属性が既存のFire App Builderタグで使用されていなくても(分析によるトラッキングの範囲を参照)、以下の手順に従うとその属性を分析に追加できます。
属性を追加するには、次の手順を実行します。
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アプリのassets > configurationフォルダで、AttributeToExtraMap.jsonを開き、追跡する属性でカスタマイズします。
このファイルには、次のような名前のないJSONオブジェクトが含まれています。
{ "ATTRIBUTE_PUBLISHER_NAME": "channelId" }
これはサンプルです。ここでは、フィード内に(Fire App BuilderのUIで使用されていない)チャンネルID属性があり、この要素を分析で追跡しようとしていると想定します。左側(キー)には、この属性を分析で表示するときに使用する名前を指定します(
ATTRIBUTE_PUBLISHER_NAME
など)。右側(値)には、要素の任意の名前を入力します(この任意の名前は、フィードに表示される名前と同じにすることもできます)。 -
コンテンツレシピ(アプリのassets > recipesフォルダ内)で、
matchList
パラメーターに属性を追加し、AttributeToExtraMap.jsonファイルで使用した任意の値にマッピングします。たとえば、サンプルのLightcastフィードでは、各フィードアイテムに
channel_id
属性があります。{ "id": "170310", "title": "White Witch of Rose Hall's Grave - Montego Bay, Jamaica", "description": "White Witch of Rose Hall's Grave - Resting place of Annie Palmer - at Rose Hall's Great House in Montego Bay, Jamaica", "duration": "42", "thumbURL": "http:\/\/l2.cdn01.net\/_thumbs\/0000170\/0170310\/0170310__013f" type="jpg", "imgURL": "http:\/\/l2.cdn01.net\/_thumbs\/0000170\/0170310\/0170310__013f" type="jpg", "videoURL": "http:\/\/media.cdn01.net\/802E1F\/process\/encoded\/video_640k\/0000170\/0170310\/B8HGFX0IC.mp4?source=firetv&channel_id=13671", "categories": [ "Jamaican Attractions" ], "channel_id": "13671" }
チャンネルIDはFire App BuilderのUIには使用されていませんが、分析でアイテムのチャンネルIDを確認できると便利な場合があります。
LightCastContentsRecipe.jsonファイルでは、次のようにフィードの
channel_id
属性がmChannelId
にマッピングされています。"matchList": [ "title@mTitle", "id@mId", "description@mDescription", "videoURL@mUrl", "imgURL@mCardImageUrl", "imgURL@mBackgroundImageUrl", "channel_id@mChannelId" ]
(フィード内の要素をマッチさせてマッピングする方法の詳細については、コンテンツレシピをセットアップするを参照してください。)
これで、
channel_id
要素がUI要素にマッピングされていなくても、この要素が分析に含められるようになります。AttributeToExtraMap.jsonファイルでの名前指定により、分析では、このchannel_id
属性がchannelId
という名前で表示されます。