AndroidのメニューとActionBarウィジェット
このページでは、AndroidのメニューとActionBarウィジェットをFire TV対応アプリで動作するように変更する方法について説明します。
サポート範囲
Amazon Fire TVプラットフォームは、既存のAndroid UIフレームワーク(android.widget.*
)の大部分をそのままサポートします。 ただし、メニューとActionBarは例外です。それ以外のAndroidウィジェットはすべてそのままで機能しますが、Fire TVユーザーインターフェイスでは外観が変わることがあります。
メニューと操作バー
アプリでAndroidのActionBarを使用する場合、ユーザーインターフェイスの配置が雑然とするのを避けるために、操作バーのアイテムは画面に表示されないことに注意する必要があります。代わりに、ユーザーがFire TVリモコンまたはAmazon Fire TVゲームコントローラー(日本では現在お取り扱いできません)のメニューボタンを押すと、操作バーのアイテムがモーダルダイアログボックスに表示されます。ユーザーはダイアログから、操作アイテムまたはナビゲーションタブを選択できます。
現在、操作バーの操作アイテム、タブ、オプションメニュー、およびサブメニューのみが処理されます。アプリまたはアクティビティの起動時に、デフォルトでは操作バーは表示されません。メニューボタンを押すと、最大で2列に並んだリストビューを含むダイアログウィンドウが表示されます。左のリストビューにはすべてのタブが表示され、右のリストビューには操作アイテムが表示されます。
リモコンまたはゲームコントローラーの方向ナビゲーションボタンで、リスト間およびリスト内を移動できます。サブメニューがあるアイテムをクリックすると、親リストの場所にサブメニューがリストとして表示されます。この実装では、メニュー階層とナビゲーション状態の遷移はトラッキングされません。どの状態でも、[戻る] を押すとダイアログウィンドウが閉じます。
操作バーのハンドルを取得するには、アクティビティ用のonCreate(Bundle
)メソッドでgetActionBar()
メソッドを使用します。アクティビティではAPIのすべての機能を利用できます。
ドロップダウンリストと操作ビューは、Amazon Fire TVプラットフォームではサポートされていないことに注意してください。