メディアプレーヤー
Androidのメディア再生APIと暗号化API(MediaCodec
、MediaCrypto
、AudioTrack
クラスなど)を使用しているメディアプレーヤーは、いずれもAmazon Fire TVプラットフォームで動作します。このドキュメントでは、Amazon Fire TVにおけるメディアプレーヤーのオプションについて説明します。
無料オプションと有料オプション
無料で利用できるメディアプレーヤーは次のとおりです。
VisualOn OnStream MediaPlayer、NexStreaming NexPlayer SDKなど、多くの商用オプションも用意されています。
Amazon Fire TVが対応するオーディオ・ビデオ形式の詳細については、Fire TVのデバイス仕様を参照してください。
また、Android環境で利用できる標準のAndroid APIを使用して、独自のカスタムメディアプレーヤーを開発することも可能です。各Fire OSバージョンがサポートするAndroidのバージョンについては、Fire OSの概要を参照してください。
Amazon版ExoPlayer
ExoPlayerは、Androidのメディアアプリ向けにGoogleが開発したオープンソースのメディアプレーヤーです。詳細については、以下のリソースを参照してください。
- ExoPlayerのホームページ(英語のみ)
- ExoPlayerに関するビデオ(Google提供)
- ExoPlayer開発者ガイド(英語のみ)
Amazonでは、Fire TVに対応したExoPlayerの移植版を用意しています。Fire TV対応アプリにデフォルトのExoPlayerを組み込む代わりに、このAmazon版を使用してください。ExoPlayerがAmazonデバイスで正常に動作するよう、修正・回避策・その他パッチが数多く提供されています。
ExoPlayerの使用方法について詳しくは、前述のExoPlayer関連リソースを参照してください。
Android MediaPlayer
Fire TVでは、オーディオとビデオの再生を処理するAndroid MediaPlayerの標準クラスがサポートされています。このメディアクラスを使用すれば、アプリで基本的なメディア再生を処理することができます。ただし、より高度なメディア再生のニーズがある場合は、Amazon版ExoPlayer(または有料メディアプレーヤー)をお勧めします。
Last updated: 2023年10月10日