手順5: DetailsFragmentを使用してアプリコンテンツの詳細情報を提供する
特定のコンテンツに関する情報を提供する方法を見てみましょう。それには、Leanback対応プロジェクトの主要コンポーネントの1つであるDetailsFragmentを使用します。
DetailsFragment
DetailsFragment
は、ユーザーがBrowseFragment
上の特定のコンテンツを選択したときに表示されます。タイトル、サブタイトル、説明などの情報が含まれており、コンテンツのプレビューが添付されています。
DetailsFragment
で使用される重要なクラスの1つがDetailsOverViewRow
です。このクラスは、フラグメントに表示されるコンテンツを定義します。また、最も重要な点は、ユーザーに実行を促すことができるアクションを定義することです。
private void setupDetailsOverviewRow() {
final DetailsOverviewRow row
= new DetailsOverviewRow(mSelectedMovie);
...
row.setImageDrawable(R.drawable.default_background));
row.addAction(new Action(ACTION_WATCH_TRAILER,
"予告編を観る", "無料")));
mAdapter.add(row);
}
下のハイライトされた行は、DetailsFragment
に特定のアクションを簡単に追加できることを示しています。addAction()
をコーディングすることで、ユーザーが実行する新しいアクションを追加できます。この例では、アクションに一意のID ACTION_WATCH_TRAILER
を追加し、ボタンのテキストフィールドを定義するために「予告編を観る
」と「無料
」という2つの文字列を追加しました。
この行を追加すると、アクションがDetailsFragment
に表示されます。
アクションを使用することで、「コンテンツのレンタル」、「購入」、「定期購入」などのIAPアイテムを簡単に追加できます。リスナーをアクションに追加して、後続のタスクを実行するだけです。
Leanback対応プロジェクトをデプロイする際に、デフォルトで定義されているアクションは「予告編を観る」だけです。このアクションは、コンテンツの予告編の再生を促します。
次のステップ
最後の手順 手順6: PlaybackOverlayFragmentを使用してビデオコンテンツを再生するに進みます。