スキル内課金の認定
認定審査中、Amazonは、スキル内商品とカスタムスキルを評価します。スキル内課金(ISP)の認定準備を行うには、申請チェックリストとデジタル商品、コンテンツ、サービスの購入をユーザーに許可するスキルを参照してください。
認定の申請前に、次の認定のヒントを確認してください。
商品の説明
Alexa開発者コンソールで、商品の説明とスキル内商品のプロンプトを確認します。商品を確認するには、スキルのスキル内商品を確認するを参照してください。
以下の点を考慮してください。
- 商品のフィールドすべてに商品情報が入力されていること。
- 商品の標準価格が価格フィールドにのみ記載されていること。
- すべての商品名と説明に誤字脱字、顔文字、特殊文字がないこと。
- 各商品の説明が、商品が提供するものを簡潔に示していること。
- 標準価格が商品の提案、商品説明、購入プロンプトに含まれていないこと。
- 商品テンプレートのすべてのプレースホルダー値がその商品向けにカスタマイズされていること。たとえば、その商品独自の有効なアイコンURLを含んでいること。
- すべての商品に関連付けられたアイコンがあること、およびそのアイコンのURLが正しく解決されること。
スキルの説明
Alexaアプリのスキル説明を確認します。スキルを見つけるには、Alexaアプリを開いてスキルをクリックし、スクロールして探します。
以下の点を確認します。
- スキルの説明がスキルの提供するスキル内課金を反映していること。
- スキルの説明でプレミアムコンテンツについて説明してもよいが、価格情報や購入方法、または購入を促す内容を含めないこと。
- 説明にスキルが提供するさまざまな種類の商品の説明と使い方が含まれていること。たとえば、最初に使用したときから一定時間で有効期限が切れる消費型商品を提供する場合は、それを明確に説明します。
ISPの購入フローとキャンセルフロー
以下の表に記載されているスキル内課金フローをテストして、スキルが想定される結果を満たすことを確認します。
ISPフロー | 想定される結果 |
---|---|
直接購入リクエスト |
スキルを開始し、「何を買えるの?」とたずねます。 スキルの応答には、購入可能なすべての商品に関する情報が提供されます。提供を終了した商品が応答に含まれないようにしてください。すべてのサンプル発話を確認します。 |
直接購入リクエストと商品の購入可能状況 |
スキルが提供する各商品の購入をリクエストし、商品をすぐに使用してみます。アイテムごとの領収書を確認します。商品の説明と画像が、購入した商品を正しく反映している必要があります。 |
直接購入リクエストと次のセッションでの商品の購入可能状況 |
スキルが提供する各商品を購入するようリクエストしてから、スキルのセッションを終了します。スキルを再開して、各商品を使用してみます。 |
お勧め |
商品オファーが、ユーザーにとって自然なコンテキストで発生します。ユーザーは、スキルが購入を勧めている内容とその理由を理解できます。お勧めと購入プロンプトが異なる内容で、標準価格が含まれないことを確認します。提供を終了した商品についてはお勧めが提示されないことを確認します。 |
お勧め - 既に購入済みの商品 |
商品を購入し、ユーザーがその商品を購入していない場合はお勧めプロンプトのフローを開始します。ユーザーが既に購入済みの商品についてお勧めを提示しないようにします。 |
消費型 |
複数の消費型商品を購入して、少なくとも1つ使用してみます。スキルを無効にしてから、スキルを再度有効にします。消費型商品のいずれかをもう一度使用できることを確認します。消費型商品のインベントリーをたずね、報告された数量が正確であることを確認します。 |
消費型 - インベントリーの確認 |
消費型商品をいくつか購入して使用してから、消費型アイテムのインベントリー数をたずねます。報告された数量が正確であることを確認します。 |
お勧め - アップセルの拒否 |
購入のお勧めに至るシナリオを完了し、お勧めを断ります。ユーザーが購入フローに入らず、スキルが無料コンテンツと以前に購入済みのコンテンツの提供を継続することを確認します。 |
お勧め - アップセル拒否後に繰り返さない |
購入のお勧めに至るシナリオを完了し、お勧めを断ります。同じフローをもう一度実行します。スキルがユーザーの拒否した商品のお勧めを提示しないことを確認します。 |
お勧め - 購入の拒否 |
お勧めの提示に至るシナリオを実施し、お勧めを受け入れて、購入プロンプトを拒否します。ユーザーが購入フローに入らず、スキルが無料コンテンツと以前に購入済みのコンテンツの提供を継続することを確認します。 |
提供を終了した商品 |
商品を購入してから、商品の提供を終了します。ユーザーが提供を終了した商品であるプレミアムコンテンツに引き続きアクセスできることを確認します。 |
提供を終了した商品 - 購入できない |
提供を終了した商品のお勧めプロンプトを出すフローを開始します。直接購入のフローを開始します。どちらのフローでも提供を終了した商品のお勧めが提示されないことを確認します。 |
サブスクリプションのキャンセル |
音声リクエストでサブスクリプションをキャンセルするようスキルにリクエストします。スキルが正しくキャンセルフローを処理することを確認します。 |
消費型と買い切り型の返金 |
スキルに、音声リクエストで消費型または買い切り型の返金をリクエストします。スキルが正しく返金フローを処理することを確認します。 |
支払い情報の誤り |
テストユーザーのAmazonアカウントで誤った支払い情報を設定します。スキルが無料コンテンツと以前に購入済みのコンテンツの提供を継続することを確認します。Amazon購入フローがユーザーに失敗のメッセージを出します。スキルがエラー情報を繰り返さないことを確認します。 |
テスト手順を説明する
スキルの認定を申請する前に、スキルのテストの手順に、各スキル内商品の名前が指定されていることを確認します。購入可能な商品と各商品の使い方を判断するガイダンスを追加します。お勧めがスキルに含まれる場合は、それらの商品で購入プロンプトに至る手順を説明してください。スキルが消費型商品を提供する場合は、購入後の消費型商品の使用方法や、残りのインベントリー数の確認方法などの手順を説明してください。
開発者コンソールでは、テストの手順は公開ページのプライバシーとコンプライアンスセクションにあります。詳しくは、スキルストアの詳細と公開範囲を定義するを参照してください。
商品のリリース日を確認する
スキルの公開後に、商品のリリース日を変更することはできません。正しい日付を指定したことを確認してください。詳しくは、価格および商品スキーマのpricingオブジェクトのセクションを参照してください。
認定に関するその他のヒント
スキルの認定を申請する前に、これらの一般的な認定のヒントを確認してください。
- スキルがサポートするすべてのロケールを確認します。ISPをサポートしていないロケールでスキル内商品を提供していないことを確認します。ようこそプロンプト、スキルの対話、ヘルププロンプトでプレミアムコンテンツについて言及しないでください。
- すべてのISPスキルは、キャンセルフローと返金フローをサポートする必要があります。キャンセルと返金のリクエストはAlexaに引き継ぎます。
- 最初のお勧めメッセージは、ユーザーに商品について知ってもらい、ユーザーのこれらの商品に対する関心を集める機会となります。メッセージは十分に吟味し、明快なものにしてください。
- 納税者確認インタビューに記入します。
- Amazon開発者コンソールで支払い情報を入力します。
- ユーザーが購入できない商品に関するお勧めやその他の言及がないことを確認します。
- 消費型商品を提供する場合、ユーザーのインベントリーが
userId
と共に保存され、スキルが無効にされたときにそのデータが消去されていないことを確認します。詳細については、消費型購入のインベントリーの管理を参照してください。
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最終更新日: 2024 年 04 月 10 日