Alexa.RecordControllerインターフェース


Alexa.RecordControllerインターフェース

Alexa.RecordControllerインターフェースは、コンテンツの録画と現在の録画操作の終了のためのディレクティブを提供します。このインターフェースをデバイスに実装すると、すぐに録画を開始できます。コンテンツの録画予約が可能なデバイスについては、 Alexa.VideoRecorderを参照してください。

RecordControllerインターフェースでサポートされているロケールについては、機能インターフェースの一覧を参照してください。

ディレクティブ

StartRecording

現在再生中のコンテンツの録画を開始するためのリクエストです。

ユーザー: Alexa, start recording

例: StartRecording

{
    "header": {
        "payloadVersion": "3",
        "messageId": "abc-123-def-456",
        "namespace": "Alexa.RecordController",
        "name": "StartRecording",
        "correlationToken": "4d64dccb-bebc-4990-990a-abb922fd285d"
    },
       "endpoint": {
      "scope": {
        "type": "BearerToken",
        "token": "access-token-from-skill"
      },
      "endpointId": "video-endpoint-001",
      "cookie": {}
     },
    "payload": {
    }
}

StopRecording

現在の録画操作を停止するためのリクエストです。

ユーザー: Alexa, stop recording

例: StopRecording

{
  "directive": {
    "header": {
      "namespace": "Alexa.RecordController",
      "name": "StopRecording",
      "messageId": "abc-123-def-456",
      "correlationToken": "4d64dccb-bebc-4990-990a-abb922fd285d",
      "payloadVersion": "3"
    },
    "endpoint": {
      "scope": {
        "type": "BearerToken",
        "token": "access-token-from-skill"
      },
      "endpointId": "video-endpoint-001",
      "cookie": {}
     },
    "payload": {
    }
  }
}

プロパティとイベント

この機能では、以下のように応答する必要があります。

  • 同期的に応答します。つまり、Lambda関数からAlexaに応答を送信します。

Responseを送信する場合、メッセージのcontextにインターフェースのプロパティの状態を含める必要があります。

出力可能なプロパティ

プロパティ名 タイプ 説明
RecordingState RecordingState エンドポイントが録画中かどうかを表します。RECORDING、NOT_RECORDINGのいずれかです。

応答

録画の開始または停止のリクエストが正常に完了したら、メッセージのコンテキストにRecordingStateのステータスを含むAlexa.Responseで応答する必要があります。

応答の例

{
  "context": {
    "properties": [{
      "name": "RecordingState",
      "namespace": "Alexa.RecordController",
      "timeOfSample": "2017-5-6T16:20:50.52Z",
      "uncertaintyInMilliseconds": 0,
      "value": "RECORDING"
    }]
  },
  "event": {
    "header": {
      "correlationToken": "4d64dccb-bebc-4990-990a-abb922fd285d",
      "messageId": "abc-123-def-456",
      "name": "Response",
      "namespace": "Alexa",
      "payloadVersion": "3"
    },
    "payload": {}
  }
}

ペイロードの詳細

フィールド 説明 タイプ 必須
なし ペイロードに必須または任意のフィールドはありません。 なし なし

ErrorResponse

何らかの理由によりユーザーのリクエストを完了できない場合、エラー応答を返す必要があります。

  • ビデオ固有のエラーについては、Video.ErrorResponseを参照してください。
  • 認証や接続の問題など、一般的なエラーについては、Error.Responseを参照してください。

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