Alexa.Safety.ErrorResponseインターフェース3

Alexa.Safety.ErrorResponseインターフェース3

安全上の問題でAlexaからスキルに送られたディレクティブを正常に処理できない場合は、Alexa.Safety.ErrorResponseイベントを返します。

ErrorResponseイベント

Alexa.Safety.ErrorResponseのペイロードには、エラータイプを指定し、エラー情報のメッセージを含めます。Alexa.Safetyのエラータイプの一覧については、エラータイプの値を参照してください。エラー応答は、同期応答または非同期応答で送信できます。詳細については、Alexa.ErrorResponseを参照してください。

ErrorResponseイベントのペイロードのプロパティ

フィールド 説明 型 必須
type エラーのタイプです。Alexaはこれをユーザーと共有します。 文字列 ◯
message エラーのエラーメッセージです。この情報はユーザーとは共有されません。 文字列 ◯

ErrorResponseイベントの形式

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{
"event": {
    "header": {
      "namespace": "Alexa.Safety",
      "name": "ErrorResponse",
      "messageId": "一意の識別子、バージョン4 UUIDが望ましい",
      "payloadVersion": "3"
    },
    "endpoint": {
      "scope": {
        "type": "BearerToken",
        "token": "OAuth2.0ベアラートークン"
      },
      "endpoint":{
        "endpointId": "エンドポイントID"
      },
    },
    "payload": {
      "type": "エラータイプ",
      "message": "エラーメッセージ"
    }
  }
}

エラータイプの値

以下の表は、有効なAlexa.Safetyエラータイプの一覧です。

エラータイプ 説明
OBSTACLE_DETECTED 障害物が検知されたため、エンドポイントでディレクティブを処理できません（ユーザーがドアを閉めようとしたときにドアを塞ぐような人や物があった場合など）。
SAFETY_BEAM_BREACHED セーフティビームで侵入を検知したためディレクティブを処理できません（エレベーターのドアが閉まるときにドアのセーフティビームの前を人が横切った場合など）。こちらの例を参照してください。

Alexa.Safetyエラータイプに加えて、Alexaエラータイプも使用できます。詳細については、Alexa.ErrorResponseエラータイプの値を参照してください。

Alexa.Safety.ErrorResponseの例

以下の例は、さまざまなエラータイプのペイロードを示しています。

OBSTACLE_DETECTED

以下は、OBSTACLE_DETECTEDエラータイプのエラー応答例です。

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{
  "event": {
    "header": {
      "namespace": "Alexa.Safety",
      "name": "ErrorResponse",
      "messageId": "一意の識別子、バージョン4 UUIDが望ましい",
      "correlationToken": "リクエストに一致するopaque相関トークン",
      "payloadVersion": "3"
    },
    "endpoint":{
      "endpointId": "エンドポイントID"
    },
    "payload": {
      "type": "OBSTACLE_DETECTED",
      "message": "途中に障害物があります。"
    }
  }
}

SAFETY_BEAM_BREACHED

以下は、SAFETY_BEAM_BREACHEDエラータイプのエラー応答例です。Alexa.Safetyのエラータイプの一覧については、エラータイプの値を参照してください。

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{
  "event": {
    "header": {
      "namespace": "Alexa.Safety",
      "name": "ErrorResponse",
      "messageId": "一意の識別子、バージョン4 UUIDが望ましい",
      "correlationToken": "リクエストに一致するopaque相関トークン",
      "payloadVersion": "3"
    },
    "endpoint": {
      "endpointId": "エンドポイントID"
    },
    "payload": {
      "type": "SAFETY_BEAM_BREACHED",
      "message": "セーフティビームが侵入を検知しました。"
    }
  }
}

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最終更新日: 2024 年 07 月 03 日