開発者コンソール

アプリ内課金(IAP)アイテムを申請する方法

アプリ内課金(IAP)アイテムを申請する方法

Amazonアプリストアにアプリを申請する前に、そのアプリで提供するアプリ内課金(IAP)アイテムを申請する必要があります。Amazonアプリストアは、アプリとIAPアイテムの両方が申請されるまでアプリのテストを行いません。

IAPアイテムの申請については、単一のアプリ内課金(IAP)アイテムを作成・申請する方法またはCSVファイルでアプリ内課金(IAP)アイテムを一括申請する方法を参照してください。

アプリの申請

アプリとIAPアイテムの準備が整ったら、Amazonアプリストアにアプリを申請できます。

アプリ申請における推奨事項

[確認と申請] 画面の [テスト手順] セクションに、IAP統合の具体的なユースケースを記載すると、Amazonアプリストアでのアプリの承認プロセスがスムーズになります。このユースケースには、アプリ内でアイテムが表示される場所や購入できる場所など、Amazonでアプリをテストするときに役立つ関連情報を含めてください。

アプリ申請のフローチャート

アプリとIAPアイテムを申請したら、その後はどうなるのでしょうか? 次のフローチャートは、Amazonアプリストアの申請ワークフローを示したものです。アプリのステータスは「準備中」で始まり、最後に「公開中」となります。

  • アプリのステータスが「申請完了」の間は、[アプリの申請をキャンセル] ボタンをクリックしてアプリの申請をキャンセルできます。

  • Amazonアプリストアでアプリまたはアプリ内の購入可能アイテムに問題が検出されると、アプリのステータスが「保留中」に変わり、検出された問題の説明と、必要に応じて関連情報が開発者に送信されます。更新されたバージョンのアプリまたは購入可能アイテムが申請され、問題が解決されるまで、Amazonによるテストは中断されます。

  • アプリの公開が承認されると、ステータスが「承認済み」に変わり、アプリがAmazonアプリストアでライブ状態になります。

アプリまたはアプリ内で購入可能なアイテムの更新

アプリを申請した後も、アプリとIAPアイテムの両方を更新できます。

  • アプリのアップデートが購入可能アイテムに影響しない場合は、更新されたアプリのみを申請します。購入可能アイテムを更新する必要はありません。

  • アプリのアップデートに購入可能アイテムの追加や更新も含まれる場合は、更新されたアプリのAPKを申請する前に、IAPアイテムのアップデートを申請してください。

アプリの申請に関するトラブルシューティング

このセクションでは、アプリの申請に関して発生しやすい問題と、それらの解決方法について説明します。

IAPアイテムが見つからない場合

  • 問題:​ IAPアイテムがアプリ内のどこにあるかをAmazonアプリストアで特定できません。

  • 解決策:​ アプリの [テスト手順] を更新して、アプリ内のIAPアイテムの場所を示す具体的なIAPユースケースを記載してください。[テスト手順] は、アプリ申請UIの [確認と申請] 画面にあります。

  • 問題:​ 申請されたアプリで、想定されている特定のIAPアイテムが見つかりませんでした。

  • 解決策:​ IAPアイテムを更新して、このページのセクションで説明されている必須情報をすべて含めてください。

  • 問題:​ Amazonアプリストアでは、IAPアイテムが開発者ポータルのアカウントを通じて申請されるまでテストを開始できません。

  • 解決策:​ 不足しているIAPアイテムを申請して、Amazonアプリストアがアプリをテストするとき、またはライブアプリテスト環境でアプリをテストするときに、IAPアイテムがライブ状態になるようにしてください。

ユーザーエクスペリエンス(UX)デザインに関する問題

  • 問題:​ Amazonアプリストアで、IAPワークフロー中にインタースティシャルダイアログボックスが表示される問題が検出されました。

  • 解決策:​ アプリを更新して、IAPワークフローからインタースティシャルダイアログボックスをすべて削除してください。購入フローにAmazon以外のメッセージを含めることはできません。IAPについては、アプリ内課金(IAP)のユーザーエクスペリエンス(UX)に関するデザインガイドラインを参照してください。

IAPワークフローに関する問題

  • 問題:​ AmazonアプリストアでIAPワークフローの検証中にアイテムを購入しようとしたら、エラーが発生しました。

  • 解決策:​ アプリから送信しているSKUが、アプリの申請時に記載したSKUと一致していることを確認してください。receipts from your appまた、アプリでgetProductData(…)/onProductDataResponse(…)呼び出しを使用してSKUを検証してから、購入可能アイテムとしてユーザーに提供していることを確認してください。SKUは大文字と小文字が区別されることに注意してください。

  • 問題:​ 購入レスポンスのRequestStatusが示す理由により、アイテムの購入フローが失敗しました。
  • 解決策:​ 購入フローが失敗する理由は3つあり、購入レスポンスのRequestStatusに、次のいずれかの値が示されます。
    • ALREADY_PURCHASED: このステータスは、既に所有している非消費型アイテムまたは定期購入型アイテムを購入しようとした場合に発生します。アプリでは、ユーザーが現在所有していない非消費型アイテムと定期購入型アイテムだけを提供するようにすることで、このステータスを回避できます。
    • INVALID_SKU: このステータスは、推奨手順に従って、purchase()の前にgetProductData()を使用してSKUを検証すれば回避できます。
    • FAILED: このステータスは、購入プロセスの完了前にユーザーが [キャンセル] をタップした場合など、ユーザーが購入を完了しなかった場合に発生することがあります。このステータスは、必ずしもエラーを示すものではありません。

Last updated: 2023年10月2日