リリースノート
Fire TV対応アプリ用VSKとAlexa Client Libraryのリリースノートは、こちらで確認できます。
Fire TV対応アプリ用VSKリリースノート
Fire TV対応アプリ用VSKに関するリリースノートを以下に示します。
日付 | 説明 |
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2022年5月1日 | ディレクティブのペイロードの更新。VSKディレクティブのペイロードが更新され、一部のカテゴリーのIDが廃止されました。 |
2022年1月14日 | 検出の宣言とフォーマットに関する更新、Alexa.Launcher 3.1の新規サポート。機能APIが更新され、Builderオブジェクトを使用して検出の宣言とフォーマットを簡単に実行できるようになりました。また、Alexa.Launcher 3.1機能のサポートが追加されました。 |
2021年8月12日 | 新しい国と言語のサポート。オーストリアでのドイツ語(de-DE)のビデオスキルのサポートを開始しました。 |
2021年6月30日 | 新しい国と言語のサポート。メキシコ(es-MX)、ブラジル(pt-BR)、オーストラリア(en-AU)、ニュージーランド(en-AU)、アイルランド(en-GB)のビデオスキルのサポートを開始しました。 |
2021年1月11日 | Alexa Client Library 1.4.9。Alexa Client Libraryバージョン1.4.9をリリースしました。このバージョンでは、minSdkVersion 属性に指定できる値が18 に引き上げられ、安定性とセキュリティが強化されています。 |
2020年9月28日 | アプリのみの統合がリリースされました。 アプリのみの統合は、Fire TV対応アプリにVSKを統合するための効率的かつシンプルな方法です。開発者は外部サービス(ADM、Lambda、CloudWatch、IAMなど)を構成するのではなく、アプリのAndroidコードで直接、処理を記述できます。アプリのみの統合では、Alexaから送信されるディレクティブが、VSK AgentというFire TV上のサービスを通じて、ブロードキャストインテントとしてアプリに転送されます。インテントは、アプリ内のBroadcastReceiverで処理されます。そのインテントを基に、アプリでユーザーのリクエストに対応します(多くの場合は、リクエストされたコンテンツの取得や再生です)。開始するには、アプリのみの統合の概要を参照してください。 |
2020年8月10日 | 新しいエンティティタイプ。3つのエンティティタイプ、つまり Popularity 、Recency 、VideoResolution が追加されました。エンティティタイプは、ユーザーによるリクエストのタイプの詳細を示します。これらの新しいエンティティタイプのドキュメントに加えて、以前は欠落していたエンティティタイプの説明も追加されました (Channel 、Episode 、Director 、ProductionCompany 、App )。 |
2020年7月27日 | ドキュメントのナビゲーション。ドキュメントの更新がいくつか行われました。Fire TV用とEcho Show用のVSKがそれぞれ別のナビゲーションに分割され、閲覧が容易になりました。閲覧を容易にするため、発話を認定手順から発話リファレンスに移動しました。発話のさまざまな側面を明確にするために、発話の概要も記載されています。また、各ロケールでサポートされている発話のリストが、Alexaが使用する自然言語理解アルゴリズムで実装された発話の最新情報に基づいて更新されました。発話のバージョンも記載されています。 |
2020年5月21日 | es-MXベータ版。 メキシコ(es-MX)にてビデオスキルのサポートがパブリックベータ版になりました。詳細については、サポート対象国を参照してください。 |
2020年5月13日 | en-AUのサポート。オーストラリア(en-AU)にてビデオスキルのサポートがパブリックベータ版になりました。詳細については、サポート対象国を参照してください。 |
2020年3月22日 | 新しいサンプルアプリ。VSKを組み込んだ新しいサンプルアプリがリリースされました。詳細については、手順2: Fire TV対応サンプルアプリをセットアップするを参照するか、GitHubリポジトリのsample-fire-tv-app-video-skillに直接アクセスしてください。新しいサンプルアプリに関するドキュメントも更新されています。 |
2020年2月14日 | hi-INのサポート。インドのヒンディー語圏(hi-IN)にてビデオスキルのサポートを開始しました。詳細については、サポート対象国を参照してください。 |
2019年11月23日 | ポータルの更新。VSK開発者ポータル1.1(セルフサービスポータル)のリリースを開始しました。詳細については、以下のVSK開発者ポータル1.1(セルフサービスポータル)のリリースのセクションを参照してください。 |
2019年11月12日 | fr-CAのサポート。カナダのフランス語圏(fr-CA)にてビデオスキルのサポートを開始しました。詳細については、サポート対象国を参照してください。 |
2019年11月7日 | es-ESのサポート。スペイン(es-ES)にてビデオスキルのサポートを開始しました。詳細については、サポート対象国を参照してください。 |
2019年10月31日 | en-INのサポート。インド(en-IN)、日本(ja-JP)、イタリア(it-IT)、フランス(fr-FR)の各ロケールにて、ビデオスキルのサポートを開始しました。また、スペイン(es-ES)にてビデオスキルのサポートがパブリックベータ版になりました。詳細については、サポート対象国を参照してください。 |
2019年10月25日 | 自動ペアリング。Alexaコンソールのビデオスキル構成画面において、セルフサービスの自動ペアリングに関するオプションが利用可能になりました。この機能に関するテクニカルドキュメントの更新はまだ保留中です。 |
2019年9月20日 | Alexa Client Library 1.4.5。Alexa Client Libraryバージョン1.4.5をリリースしました。このバージョンは、スクロールと選択のためのディレクティブを提供するAlexa.KeypadController という新しいインターフェースをサポートしています。 |
2019年9月20日 | KeypadControllerインターフェース。Alexa.KeypadController インターフェースのテクニカルドキュメントを公開しました。このインターフェースは、ユーザーがスクロールや選択の発話を行うと、SendKeystroke ディレクティブを送信します。 |
2019年9月15日 | Discoveryに関するドキュメント。Alexa.Discovery インターフェース(Fire TV)とAlexa.Discovery インターフェース(マルチモーダル)のテクニカルドキュメントが公開されました。Discovery インターフェースは、Discover ディレクティブをLambdaに送信して、ビデオスキルでサポートされている機能を特定します。次に、レスポンスに基づいて、サポートされている機能に関するディレクティブをAlexaが送信します。 |
2019年6月28日 | de-DEベータ版。ドイツ(de-DE)にてビデオスキルのベータサポートを開始しました。詳細については、サポート対象国を参照してください。 |
2019年6月27日 | en-CAのサポート。カナダ(en-CA)にてビデオスキルのサポートを開始しました。詳細については、サポート対象国を参照してください。 |
2019年5月2日 | en-GBのサポート。英国(en-GB)にてビデオスキルのサポートを開始しました。また、インドにてビデオスキルのサポートがパブリックベータ版になりました。詳細については、サポート対象国を参照してください。 |
2019年5月2日 | パブリックドキュメントリリース。Fire TV対応アプリ用VSKに関するテクニカルドキュメントが初公開されました(以前はGithubのプライベートリポジトリでのみ閲覧可能でした)。また、ビデオスキルに関するデバイス実装ドキュメントをまとめるため、Echo Showのテクニカルドキュメントもここに移動させました。 |
Alexa Client Library関連の更新情報については、Alexa Client Libraryリリースノートを参照してください。
VSK開発者ポータル1.1(セルフサービスポータル)リリースノート
開発者ポータル1.1では、ビデオスキルをFire TV対応アプリとペアリングするためにフィールドエンジニアが行う必要のあった手動でのバックエンド構成が簡単になりました。このリリースでは、ビデオスキルを構成する際にフィールドエンジニアが関与することなく、ビデオスキルとペアリングするFire TV対応アプリを、開発者が自分で選択できます。
このリリースには、Alexaコンソールのビデオスキル構成の新しいセクションとして、[4. Fire TVのサポート] が追加されました。
このセクションでは、ビデオスキルに関連付けるFire TV対応アプリを選択できます。
ビデオスキルのUIの変更は最小限ですが、自動ペアリングを有効にするために、その他の変更が多数必要でした。そのため、ドキュメントの大部分が更新されました。更新された内容は次のとおりです。
Lambdaコードの変更点
- 以前は、クイックスタート用の基本的なLambda関数に加え、作成済みのスキルに合わせてLambdaコードをカスタマイズするための別のLambda関数がありましたが、構成を簡単にするために、Lambda関数を1つだけにしました(これまでエディターに貼り付けて使用していた基本的なLambda関数は削除されました)。 sample-nodejs-vsk-with-adm.zipプロジェクトに以前含まれていたLambda関数が、作業に必要な唯一のLambda関数になりました。また、このプロジェクトの名前はfiretv-lambda.zipに変更されました。
- ADM登録IDが、Lambdaコードで自動的に取得されるようになりました。最初にLambdaコードに登録IDをハードコーディングして、自動ペアリング後にコードをより自動化されたメソッドで置き換える必要はなくなりました。
- LambdaコードをAWSのLambdaにアップロードする際、必ず、Lambdaデプロイパッケージ(zipファイル)を生成するようになりました。Lambda関数エディターにコードを貼り付けることはなくなりました。
- Lambdaが更新され、CloudWatchログの1行目にディレクティブ名が表示されるようになりました。これにより、Lambdaが受信するディレクティブを簡単に確認できます。
Discover.Response
ペイロードのエンドポイントコードのセクションは不要になりました。"endpointId": "VSKTV", "description": "VSKTVは、Fire TVに組み込むために開発されたビデオスキル用デフォルトデバイスです", "friendlyName": "VSKTV", "manufacturerName": "Amazon"
サンプルアプリの変更点:
- サンプルアプリでは、Alexa Client ManagerがすぐにAlexaを有効にします。以前にコメントアウトした行
clientManager.setAlexaEnabled(true);
は、コメントアウトが解除されました。 - サンプルアプリで、Alexa Client Libraryが初期化されると、スキルステージが
AlexaClientManager.SKILL_STAGE_DEVELOPMENT
に設定されます。スキルがライブアプリテストに合格して認定を受けたら、スキルステージをAlexaClientManager.SKILL_STAGE_LIVE
に更新します。 - サンプルアプリのAlexa Client Libraryのバージョンが1.4.5にアップデートされました。
プロセスの変更点:
- 自動ペアリングに関連するこれまでの手順の多くが削除されました。
- ビデオスキルを作成する際、最初に行う必要がある作業は、ビデオスキルIDの取得のみです。その他のビデオスキルのフィールドとセクションは空白のままにします。以降のプロセス(手順7)で、ほかのフィールドに、必要な情報を入力します。最も重要なのは、手順7で新しいビデオスキルのセクション [4. Fire TVのサポート] を設定することです。 このセクションでは、特定のFire TV対応アプリとビデオスキルをペアリングできます。
- サンプルアプリで発話をテストし、CloudWatchでログを確認する前に、その他のセットアップが必要です。この発話テストは、以前は手順2で実施できましたが、手順8で行うことになりました。
- Alexaアプリを使用して手動でビデオスキルを検出する必要がなくなりました。また、AlexaアプリでVSKTVを選択して手動でスキルをペアリングする必要もありません。この検出は自動的に行われます。
- 以前は、アプリと動画スキルの自動ペアリングを行う前に、すべてのカタログのカタログ結果が表示されていました。現在では、ビデオスキルは開発プロセスの早い段階でアプリとペアリングされるようになったため、ビデオスキルに関連付けられたカタログ結果と、Prime Videoのタイトルのカタログ結果のみが表示されるようになりました。
- 実装手順の構成や順序が、さまざまな場所で更新、拡張、調整されています。また、認定後にアプリを公開する方法について、さらに詳しい説明が追加されました。
Alexa Client Libraryリリースノート
Alexa Client Libraryの最新および以前のバージョンに関するリリースノートは以下のとおりです。統合の手順については、手順3: Alexa Client Libraryを統合するを参照してください。
バージョン1.5.0
リリース日:2022年1月14日
- 機能APIが更新され、Builderオブジェクトを使用して検出の宣言とフォーマットを簡単に実行できるようになりました。
Alexa.Launcher
3.1機能のサポートが追加されました。
バージョン1.4.9
リリース日:2021年1月11日
minSdkVersion
属性に指定できる値を18
に引き上げました。- 安定性とセキュリティを強化しました。
バージョン1.4.8
リリース日:2020年11月23日
- ビルドの競合を軽減するために、
javax.inject
の依存関係を削除しました。 initialize()
が複数回呼び出された場合の回復性を強化しました。これでクライアントがクラッシュすることはなくなりますが、複数回の呼び出しは引き続き避ける必要があります。
バージョン1.4.7
リリース日:2020年8月26日
- Daggerの依存関係インジェクション(DI)のフレームワークを削除しました。これは、ビルドの競合を防止し、依存関係として宣言する必要をなくすためです。
- ビルドの競合を防止するため、LWA SDKを最新バージョンに更新してください。
バージョン1.4.6
リリース日:2019年12月17日
- 初期化順序によってパッケージ名がnullになるのを防ぐため、パッケージ名の処理を強化しました。
- パッケージ名がログに記録されないようにしました。
- 関連フィールドが変更されていない場合は、7日後の検出の再送信が行われないようにしました。
バージョン1.4.5
リリース日:2019年8月29日
- KeypadControllerの検出対象機能バージョンを「バージョン3」に更新しました。
- ステータス変更時にのみステータス変更レポートを送信するようになりました。
バージョン1.4.4
リリース日:2019年6月12日
- Fire OS 7をサポートしました。新しいFire TVデバイスはFire OS 7で動作するため、アプリでFire OS 7デバイスをサポートするには、このバージョンのAlexa Client Libraryが必要です。以前のバージョンのAlexa Client Libraryには、Fire OS 7との互換性はありません。
- 音声使用時のカスタマーエクスペリエンスを向上させるバグ修正が行われました。
- Alexa、Fire TV、アプリの連携におけるセキュリティを強化しました。
バージョン1.4.3
リリース日:2019年4月19日
- クラッシュを防ぐため、
Build.getSerial ()
の呼び出しを削除しました。
バージョン1.4.2
内部リリース
- セキュリティを強化しました。
バージョン1.4.1
リリース日:2019年2月12日
- Alexa Client Libraryが失敗したイベントをバックオフなしで再試行してしまうバグを修正しました。
バージョン1.4.0
リリース日:2018年10月9日
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バージョン1.4.0以降のAlexa Client Libraryでは、国際リージョンをサポートしています。ライブラリは、ユーザーのAmazonアカウントの登録先マーケットプレイスから判断し、現在デバイスに登録されているユーザーに基づいて正しい地域のAlexaエンドポイントとのペアリングを行います。
このフローをエンドツーエンドで機能させるためには、Amazonソリューションアーキテクトに対してリージョン固有のカタログを提供済みであるか、少なくとも米国向けカタログを特定のリージョンでも利用可能にすることを表明済みである必要があります。こうした情報を基にスキルが更新されると、国際リージョンのユーザーがアプリを自動ペアリングし、Alexaで音声を使用してアプリを制御できるようになります。