手順1: カタログを統合する
手順1: カタログを統合する
VSKを統合する前に、カタログ統合を完了しておく必要があります。
サンプルアプリに関する注意事項
サンプルアプリを確認するだけであれば、カタログ統合を実行する必要はありません。サンプルアプリではIMDbカタログが使用されているため、IMDbに登録されている任意のメディアをリクエストして結果を得ることができます。サンプルアプリのカタログでは、パッケージ名の先頭を
サンプルアプリを確認するだけであれば、カタログ統合を実行する必要はありません。サンプルアプリではIMDbカタログが使用されているため、IMDbに登録されている任意のメディアをリクエストして結果を得ることができます。サンプルアプリのカタログでは、パッケージ名の先頭を
com.example.vskfiretv
にする必要があります(このパッケージのプレフィックスとIMDbカタログがバックエンドでマッピングされているため、com.example.vskfiretv
を変更すると、アプリからカタログに接続できなくなります)。 サンプルアプリでは、実際にはリクエストしたコンテンツは再生されません(著作権などの所有権の問題があるため)。代替として汎用的なビデオが再生されます。カタログ統合
カタログ統合には大きく分けて2つのステップがあります。
- カタログ統合。カタログ統合とは、Amazonのカタログデータフォーマット(CDF)(XMLスキーマ)に従ってアプリのメディアを記述し、S3バケットに定期的にカタログをアップロードするプロセスです。このS3バケットのカタログからコンテンツを取得します。カタログ統合は、長編映画またはTV番組シリーズ(IMDbに登録されているものなど)を使用するアプリに限定されています。詳細については、カタログ統合についてを参照してください。
- ユニバーサル検索・閲覧機能の統合。ユニバーサル検索・閲覧機能とは、Fire TVランチャーとの統合を指します。このランチャーとの統合により、ユーザーがそのアプリをインストールしているかどうかに関係なく、カタログファイル内のメディアのメタデータをAmazonのユーザーインターフェースおよびグローバル検索結果に表示することができます。アプリに含まれているコンテンツをユーザーが検索すると、Fire TVの検索結果にそのコンテンツが表示されます。詳細については、Fire TVのユニバーサル検索・閲覧についてを参照してください。
カタログ統合の両方のステップが完了していることを確認してから、この先のVSKの実装に進んでください。
ヒント: カタログ統合とアプリのみのVSK統合では、どちらもインテントとBroadcastReceiverを使用する手順は同じです。つまり、カタログ統合を既に完了している場合は、アプリのみの実装での開発手順も同様のため、すぐに理解できるはずです。
カタログ統合とVSK統合の併用
推奨される統合の流れとしては、まずカタログ統合を完了してから、VSKの統合に取り掛かります。ただし、両方の統合を同時に進めることも可能です。サンプルアプリで使用されているのと同じカタログを使用してVSKの統合を進めてから、後で独自のカタログに切り替えることもできます。その場合は、アプリのパッケージ名の先頭を
推奨される統合の流れとしては、まずカタログ統合を完了してから、VSKの統合に取り掛かります。ただし、両方の統合を同時に進めることも可能です。サンプルアプリで使用されているのと同じカタログを使用してVSKの統合を進めてから、後で独自のカタログに切り替えることもできます。その場合は、アプリのパッケージ名の先頭を
com.example.vskfiretv
に変更する必要があります。サンプルカタログでは、パッケージ名の最初の3つのパッケージレベルについて、この命名規則に準拠することが求められるためです。その後、カタログ統合が完了したら、独自のパッケージ名に切り替えます。次のステップ
次の 手順2: MediaSessionと統合するに進みます。