手順3: Amazonアプリストアの詳細を追加する
このページでは、[Amazonアプリストアの詳細] 画面について説明します。この画面には、 [価格]、[アプリの説明]、[画像と動画] の3つのセクションがあります。
価格
[価格] セクションでは、アプリを無料にするか有料にするかを選択します。デフォルトでは、アプリは [無料] に設定されています。アプリの料金を請求する場合は、[有料] をクリックします。
アプリの価格設定
[有料] をクリックした後、標準価格を入力し、ドロップダウンメニューで通貨を選択します。ほかの国でのアプリの標準価格を自動換算することも、独自の価格を設定することもできます。アプリには最低標準価格があります。
アプリの最低価格は次のとおりです。
通貨 コード |
通貨 | 最低価格 |
---|---|---|
AUD | オーストラリアドル | 0.99 |
BRL | ブラジルレアル | 1.99 |
CAD | カナダドル | 0.99 |
EUR | ユーロ | 0.69 |
GBP | 英ポンド | 0.59 |
INR | インドルピー | 10.12 |
JPY | 日本円 | 85.00 |
MXN | メキシコペソ | 5.00 |
USD | 米ドル | 0.99 |
アプリの最高価格は$999.99(USD)ですが、これはアプリの適正な上限を大幅に超える価格です。マーケットプレイスごとに設定した価格は標準価格です。これには、そのマーケットプレイスで適用されるあらゆる付加価値税(VAT)またはそれに類する税が含まれています。この標準価格がユーザーに表示されます(すべての価格にはVATが含まれるという注記も表示されます)。VATやそれに類する税金は、ロイヤリティの計算時に標準価格から控除されます。
アプリの支払いとロイヤリティに関する詳細については、Amazonアプリストアにおける収益化と支払いについてを参照してください。
アプリに課金する場合、アプリにアプリ内課金(IAP)が組み込まれている場合、アプリでAmazonモバイル広告ネットワークから配信される広告を表示する場合は、支払い情報、銀行情報、税に関する情報を開発者プロフィールに入力する必要があります。
IAPアイテムの価格を参照する際は、表示されるローカライズ価格をPurchasingService.getProductData()
メソッドで動的に取得して、価格のミスマッチエラーが起きないようにします。
アプリの説明
[アプリの説明] セクションでは、Amazonアプリストアのアプリ紹介画面に表示する詳細な説明や簡潔な説明を入力します。各フィールドの詳細は次のとおりです。
[表示タイトル]
Amazonアプリストアのウェブサイトとデバイスの両方でアプリ紹介画面に表示されるアプリのタイトルを入力します。表示タイトルは簡潔である必要があります。[アプリファイルをアップロード] 画面の [アプリタイトル] フィールドと同じである必要はありません。アプリのタイトルで、AmazonまたはAmazonの製品やサービス(KindleやFireなど)に言及する場合は、Amazonの商標、ブランド及びマーケティングに関するガイドラインを参照してください。
[簡潔な説明]
デバイスで表示されるアプリの簡潔な説明を入力します。このフィールドの最大長は2,000バイト(英語で1,200文字、日本語で400文字、中国語で400文字)です。できるだけ簡潔な説明を心がけてください。段落区切りは削除されるので、含めないでください。Fire TVのUIでは、最初の200文字のみが表示され、その後に続きを読むための省略記号が表示されます。最も重要な情報が前の方に含まれるように配慮してください。アプリ内課金(IAP)を使用している場合は、説明の最後に注記が自動的に追加されます。
[詳細説明]
Amazonアプリストアのウェブサイトで表示される、アプリの詳細説明を入力します。最大文字数は1,200文字です。詳細説明は、AmazonアプリストアのウェブサイトとFire OS 5以降を搭載しているタブレットに表示されます。Fire TVデバイスには表示されません。各テキストフィールド([簡潔な説明] やその他のフィールド)には、プレーンテキストのみを入力できます。HTMLマークアップは入力しないでください(入力した場合、テストに合格できず、アプリの公開が遅れます)。
[アプリの特徴(箇条書き)]
アプリの主な特徴を3~5個(1行に1つ)の箇条書きで入力します。各特徴を入力したら、Returnキーを押します。Returnキーを押すたびに、各項目が自動的に箇条書きに変換されます。これらの箇条書きは、アプリのECサイトページの [商品の仕様] セクションに表示されます。
[キーワードの追加]
このフィールドはオプションで、ユーザーがAmazonアプリストアでアプリを見つけるのに役立つ検索語句を、カンマ区切りで入力します。ユーザーがFireデバイスでテキストまたは音声による検索を行ったときに、アプリが表示されるようにするのに役立ちます。
画像と動画
[画像と動画] セクションでは、Amazonアプリストアの紹介ページやプロモーションでアプリを表すために使用される画像一式を提出します。各画像アセットには固有の仕様とガイドラインがあります。その詳細については、下のタブの説明を参照してください。また、すべての画像はAmazonアプリストアのコンテンツポリシーに従う必要があり、これには知的財産権で保護されるメディアの権利やライセンスの取得が含まれます。
画像アセットのガイドライン
[画像と動画] セクションには2つのパートがあります。
- タブレットのアセット: タブレット、スマートフォン、ウェブサイトにAmazonアプリストアのアプリ紹介画面を表示するために必要な画像。
- Fire TVのアセット: Fire TVでAmazonアプリストアのアプリ紹介画面を表示するために必要な画像。
.png
の拡張子が付いている場合、アップロードは失敗します。タブレットのアセット
114 x 114px(小アイコン)と512 x 512px(大アイコン)の2つのアイコンが必要です。いずれもAmazonアプリストアおよびAmazonデバイスでアプリを表示するために使用されます。高画質の画像を使用してください。小さいアイコンはサムネイルのサイズで見やすいように、大きいアイコンのデザインを簡略化したものにしてもよいですし、単純に両方のアイコンを同じデザインにしてもかまいません。アイコンは小さいサイズに縮小されます。
詳細 | 要件 |
---|---|
小アイコンのサイズ | 114 x 114px |
大アイコンのサイズ | 512 x 512px |
形式 | PNG(背景色透明) |
以下は、Amazonアプリストアで表示される小アイコン(114 x 114px)の例です。
以下は、Amazonアプリストアで表示される大アイコン(512 x 512px)の例です。
アイコンのPNG画像を拡大するだけでは、ぼやけてしまうため、別途用意してください。
デザインのベストプラクティス
推奨事項:
- 独自のアセットの使用: アイコンには、自分のアプリに関連する独自のグラフィックアセットを使用してください。
- コントラストの適用: 画像にコントラストをつけると、アプリアイコンを縮小してもはっきりと見えます。
- バランスの調整: 空白が十分にある画像を使用してください。
- 題材の絞り込み: アプリアイコンのキャラクターは少ない方が好まれます。
禁止事項:
- 不適切なアセットの使用: キャッチフレーズやスタジオバッジは使用せず、ロゴやキーアートのみを使用してください。
- 不明瞭: 主要キャラクターや雑然とした背景の上にロゴを重ねないでください。
- 不適切なスタイルの適用: キーアートは画像いっぱいに配置します。境界線や角丸コーナーを含めないでください。
android:icon="@drawable/icon_name"
)。スクリーンショットでは、ユーザーがアプリの内容を把握しやすいようにアプリの画像を示します。3~10枚のスクリーンショットを含めてください。スクリーンショットを撮る方法の詳細については、Fireデバイスでスクリーンショットを撮るを参照してください。
詳細 | 要件 |
---|---|
サイズ | 対象のデバイスに応じて、次の画像サイズを使用できます。
|
形式 | PNGまたはJPEG(横長または縦長) |
デザインのベストプラクティス:
推奨事項:
- 魅力的な画像: 人目を引く心地よい構図の画像を使用してください。
- さまざまな場面: アプリのさまざまな場面を表すスクリーン画像を使用してください。
- キャラクター中心: 主要キャラクターや注目すべきコンテンツを含む画像を使用してください。
- 論理的な順序で表示: 一般的なユーザーエクスペリエンスにならった論理的な順序で、アプリの特長に焦点を当てます。最も広範囲なユーザーインタラクション(メインメニューなど)から始めて、アプリの主要機能を包括的に示し、周辺機能、メニュー、設定へと掘り下げていきます。
- コア機能に注目: アプリのコア機能に焦点を当てながら、目立たない機能にも少し触れましょう。
禁止事項:
- 状況説明的な画像: アプリを使用している人の写真を使用しないでください。アプリそのものだけを表示します。
- プラットフォームの間違い: ほかのデバイスではなく、タブレット/スマートフォン上のアプリ画面を撮ります。
- 個人情報の表示: スクリーンショットに個人情報(アカウント名、ログイン情報、ソーシャルネットワークなど)を表示する場合は、そのフィールドにダミーの情報を入れてください。
プロモーション枠に使用するプロモーションのための画像。スクリーンショットではなく、アプリ名を含んだ人目を引くグラフィックを使用します。縮小した際にも文字がはっきり読めるようにしてください。
詳細 | 要件 |
---|---|
サイズ | 1024 x 500px |
形式 | PNGまたはJPEG(横長) |
デザインのベストプラクティス:
推奨事項:
- ブランドの強調: アプリのブランド、形態、機能を強調するようなタイトルと訴求力のあるビジュアル画像を使用してください。
- 見やすさの確保: 300 x 146pxまで縮小しても画像全体が判別できるような画質で作成してください。
禁止事項:
- 端までテキストを配置: テキストはすべて端から50px以上離してください。
- 余分なコンテンツ: 価格、スクリーンショット、説明文、レビュー、ボタンなど、他で使用されるコンテンツは含めないでください。
アプリに関する動画を5本までアップロードできます。複数の動画をアップロードした場合、Amazonアプリストアのウェブサイトのユーザーには最初の動画のみが表示されます。ただし、デバイスでストアのアプリ紹介を表示したユーザーにはすべての動画が表示されます。
詳細 | 要件 |
---|---|
サイズ | 高さ720 x 幅1080px(4:3または16:9) |
形式 | MPEG-2、WMV、QuickTime、FLV、AVI、H.264 MPEG-4 |
ビットレート | 1200kbps以上 |
時間 | 60分(3600秒)を超えないこと |
デザインのベストプラクティス:
推奨事項:
- アプリのデモ: アプリの内容とは関係のない視覚的/音声的コンテンツは含めないようにし、できればアプリの画面を直接キャプチャしてください。
- プロ品質: カメラで撮影する場合は、三脚を使用し、強い光や反射などを避けて映像を最適化してください。
- ユーザーエクスペリエンスの反映: テキスト、音声、画像を挿入できますが、実際のユーザーエクスペリエンスと結びつけながらアプリの内容を紹介、実演する動画である必要があります。
禁止事項:
- 個人情報の表示: アプリが個人情報(アカウント名、ログイン情報、ソーシャルネットワークフィードなど)の入力を要求する場合は、そのフィールドにダミーの情報を入れてください。
- Amazon以外のデバイスのみの紹介: 動画でAmazonがサポートしていないデバイスやオペレーティングシステムを紹介する場合は、必ずサポートしているデバイスやオペレーティングシステムも紹介してください(例:iOSを表示/紹介する場合は、Android OSも同様に表示/紹介してください)。
Fire TVのアセット
アプリアイコンは、Fire TVユーザーインターフェイスの他のアプリアイコンの行内に表示されます。
詳細 | 要件 |
---|---|
サイズ | 1280 x 720px |
形式 | PNG(不透明) |
以下は、アプリアイコンの例です。
Fire TVのコンテキスト:
アプリアイコンはFire TVの画面上に次のように表示されます。
コンテンツセーフエリア:
次のバッジがアプリアイコン上に表示されることがあります。
バッジ(ダウンロードアイコン、進行状況バーなど)が上に表示されてもアプリの外観が損なわれないよう、主被写体とタイトルアートはコンテンツセーフエリア内に配置します。セーフエリア外にはみ出たアートワークは、バッジで隠れることがあります。
半透明または文字のUI要素によって画像が見えなくなることがあります。
画像は確実に表示されます。
882 x 448pxの領域は、主被写体とタイトルアートが確実に表示される範囲を表しています。
デザインのベストプラクティス:
アプリのアイコンを作成する際には、次のガイドラインに従ってください。
推奨事項:
- 独自のアセットの使用: アプリアイコンには、開発者が申請した独自のアセットを使用する必要があります。
- コントラストの適用: 画像にコントラストをつけると、アプリアイコンを縮小してもはっきりと見えます。
- バランスの調整: 空白が十分にある画像を使用してください。
- 題材の絞り込み: アプリアイコンのキャラクターは少ない方が好まれます。
禁止事項:
- 不適切なアセットの使用: キャッチフレーズやスタジオバッジは使用せず、ロゴやキーアートのみを使用してください。
- 不明瞭: 主要キャラクターや雑然とした背景の上にロゴを重ねないでください。
- 不適切なスタイルの適用: キーアートは画像いっぱいに配置します。境界線や角丸コーナーを含めないでください。
必要なFire TVアセットを指定しない場合、デフォルトのクリエイティブ処理が画像に適用され、必要なスペースに合わせてスケーリングされます。たとえば、必要な画像サイズとスペースの比率が異なる場合、開発者の画像はスペース全体を埋める背景画像の上に配置されます。
スクリーンショットでは、ユーザーがアプリの内容を把握しやすいようにアプリの画像を示します。3~10枚のスクリーンショットを含めてください。スクリーンショットを撮る方法の詳細については、Fireデバイスでスクリーンショットを撮る方法を参照してください。
詳細 | 要件 |
---|---|
サイズ | 1920 x 1080px(横長) |
形式 | JPGまたは24ビットPNG(不透明) |
以下は、Amazon Musicアプリのスクリーンショットの例です。
Fire TVのコンテキスト:
スクリーンショットはFire TVの画面上に次のように表示されます。
コンテンツセーフエリア
セーフエリア内では、スクリーンショットがバッジで隠れることがないため、コンテンツの配置に悩む必要がありません。
デザインのベストプラクティス:
推奨事項:
- 魅力的な画像: 人目を引く心地よい構図の画像を使用してください。
- さまざまな場面: アプリのさまざまな場面を表すスクリーン画像を使用してください。
- キャラクター中心: 主要キャラクターや注目すべきコンテンツを含む画像を使用してください。
- 論理的な順序で表示: 一般的なユーザーエクスペリエンスにならった論理的な順序で、アプリの特長に焦点を当てます。最も広範囲なユーザーインタラクション(メインメニューなど)から始めて、アプリの主要機能を包括的に示し、周辺機能、メニュー、設定へと掘り下げていきます。
- コア機能に注目: アプリのコア機能に焦点を当てながら、目立たない機能にも少し触れましょう。
禁止事項:
- 状況説明的な画像: アプリを使用している人の写真を使用しないでください。アプリそのものだけを表示します。
- プラットフォームの間違い: 他のデバイスではなく、TV上のアプリ画面を撮ります。
- 個人情報の表示: スクリーンショットに個人情報(アカウント名、ログイン情報、ソーシャルネットワークなど)を表示する場合は、そのフィールドにダミーの情報を入れてください。
ユーザーがブラウズしているページでアプリを選択すると、背景画像が画面右上に表示されます。
詳細 | 要件 |
---|---|
サイズ | 1920 x 1080px(横長) |
形式 | JPGまたは24ビットPNG(不透明) |
以下は、背景画像の例です。
Fire TVのコンテキスト
背景画像はFire TVの画面上に次のように表示されます。
ユーザーがアプリアイコンをクリックすると、背景画像が画面全体に表示されます。
コンテンツセーフエリア:
画像の中心要素は、コンテンツセーフエリア内に配置する必要があります。セーフエリア外にはみ出たアートワークは、UI要素で隠れてしまうことがあります。
不透明な要素によって画像が見えなくなることがあります。
半透明または文字のUI要素によって画像が見えなくなることがあります。
画像は確実に表示されます。
1214 x 830pxの領域は、画像の主被写体を配置すべき範囲を表しています。
デザインのベストプラクティス:
推奨事項:
- 魅力的な画像: 人目を引く心地よい構図の画像を使用してください。
- 関連性の高い画像: アプリのエクスペリエンスに関連のある画像を使用してください。アプリを操作している人物、コントローラー、TV、室内などが入らないようにし、アプリそのものだけを表示します。
- アプリアイコンと区別: できれば、アプリアイコンとは別の画像を使用しましょう。
- キャラクター中心: 主要キャラクターや注目すべきコンテンツを含む画像を使用してください。
- 右に配置: 主被写体は、できれば画像の右側に配置してください。
禁止事項:
- 左に配置: 主被写体は、UIで隠れることがある左側には配置しないでください。
- 頭切れ/顔切れ: セーフゾーンを使用して、頭と顔の配置を確認してください。
- ロゴとタイトルの埋め込み: ロゴとタイトルは、背景に埋め込まないでください。
- 雑然とした画像: 被写体が多すぎる画像や細かすぎる画像は使用しないでください。
- プラットフォームの間違い: Amazonアプリストアでは、他のプラットフォーム(スマートフォン、タブレット、他社デバイス)にも対応するアプリが多数提供されていますが、Fire TVでのアプリのエクスペリエンスを表すアセットにしてください。
フィーチャーローテーターは、Fire TVのファーストビューに配置された最も際立つプレースメントです。[ホーム]、[映画]、[TV番組]、[アプリ]、[ゲーム] の各タブに最大6つのコンテンツ枠が設けられ、エンターテインメント業界の広告主に限定された広告枠となっています。フィーチャーローテーターは、背景画像・ロゴ画像・トレーラーの3つのアセットで構成されています。
詳細については、Amazon AdvertisingのFeature Rotator(英語のみ)を参照してください。
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Last updated: 2023年10月2日