GetBrowseNodeItemsディレクティブ
選択操作があった場合に、再生を開始するのではなく検索結果の別のレイヤーを表示するよう設定されている検索結果画面では、ユーザーが検索結果を選択すると、対応する「ブラウズノードグループ」のアイテムを取得するためのGetBrowseNodeItems
ディレクティブがVideoContentProvider APIからLambdaに送信されます。 通常、このディレクティブは、ユーザーがデバイスでウォッチリスト、ビデオライブラリ、録画の閲覧を選択するときに使用されます。
- GetBrowseNodeItemsの発話
- GetBrowseNodeItemsディレクティブの処理
- GetBrowseNodeItemsの例
- ペイロードの説明
- Lambdaのレスポンス
- レスポンスの例
- ペイロードの説明
GetBrowseNodeItemsの発話
GetBrowseNodeItems
ディレクティブが送信される一般的な発話には、以下のようなものがあります。
機能 | サンプル発話 | 想定されるレスポンス |
---|---|---|
次のページを取得 認定に必須 |
Next |
次のページの結果が画面に表示されます。 |
機能 | サンプル発話 | 想定されるレスポンス |
---|---|---|
次のページを取得 認定に必須 |
prochain(e) suivant(e) next |
次のページの結果が画面に表示されます。 |
機能 | サンプル発話 | 想定されるレスポンス |
---|---|---|
次のページを取得 認定に必須 |
prochain(e) suivant(e) next |
次のページの結果が画面に表示されます。 |
機能 | サンプル発話 | 想定されるレスポンス |
---|---|---|
次のページを取得 認定に必須 |
nächste nächstes das nächste spring/geh vor spring/geh vorwärts vor überspring das eins weiter/vorwärts weiter spring nach vorn spring nach vorn auf [AppName]/[DeviceBrand] nächstes im [DeviceLocation] nächstes auf [DeviceLocation]? [DeviceType]/[DeviceBrand] gib mir das nächste von [AppName] nächstes auf allen [DeviceType] |
次のページの結果が画面に表示されます。 |
機能 | サンプル発話 | 想定されるレスポンス |
---|---|---|
次のページを取得 認定に必須 |
[GroupDeviceBrand] [HomeAutomationType] पर अगला लगाओ[GroupDeviceBrand] पर अगला लगाओ[GroupDeviceBrand] वाले [HomeAutomationType] पर अगला चलाना[AppName] पर इसके बाद वाला दो[AppName] पर मुझे next वाला दे देनाnext recipe अगली recipe[DeviceLocation] पर इसके बाद वाला दो[LocationNonSpecificQuantity] अगला चलाओ अगला/next [Episode] play करो[DeviceLocation] पर DeviceBrand अगला वाला दो |
次のページの結果が画面に表示されます。 |
機能 | サンプル発話 | 想定されるレスポンス |
---|---|---|
次のページを取得 認定に必須 |
prossima / seguente / avanti / salta / successivo |
次のページの結果が画面に表示されます。 |
機能 | サンプル発話 | 想定されるレスポンス |
---|---|---|
次のページを取得 認定に必須 |
次 スキップ 次に行って[DeviceLocation]で次に行って[DeviceLocation]の[DeviceBrand]で次に行って[LocationNonSpecificQuantity]で次を再生[Episode]を再生して[VideoName]の[Episode]を再生[DeviceBrand]で再生 |
次のページの結果が画面に表示されます。 |
機能 | サンプル発話 | 想定されるレスポンス |
---|---|---|
次のページを取得 認定に必須 |
próximo/próxima |
次のページの結果が画面に表示されます。 |
機能 | サンプル発話 | 想定されるレスポンス |
---|---|---|
次のページを取得 認定に必須 |
siguiente salta muestra el siguiente siguiente en el sonos próxima en el jardín |
次のページの結果が画面に表示されます。 |
GetBrowseNodeItemsディレクティブの処理
GetDisplayableItemsResponse
では、検索結果ページやその他のテンプレート(ランディングページなど)を設定するためのアイテムが提供されます。このテンプレートには、閲覧および選択できるアイテムが含まれています。
検索結果を画面に表示する際は、同様のアイテムを1つの論理グループにまとめることができます。たとえば「録画を見せて」という発話であれば、テレビ番組と映画を別々のグループにまとめることが可能です。デバイス上の表示を左右するのは、GetDisplayableItemsResponse
のselectionAction
の値です。selectionAction
の値によって、どのようにアイテムをグループ化するかが決まります。
ユーザーがグループを選択すると(「アレクサ、<X>を選択して」など)、そのグループのさらに詳しい結果を確認することができます。グループが選択されると、そのグループのアイテムを取得するためにAlexaからGetBrowseNodeItems
が送信されます。
ブラウズノードグループの動作を実際に確認するために、Echo Showに向かって「プライム・ビデオを開いて」と言ってみましょう。「ビデオホーム」と発話して、「プライム・ビデオ」スキルをタップしても構いません。次のような一連のブラウズノードグループが画面に表示されます。
ノード(カテゴリー)をタップするか、または「アレクサ、Prime映画を選択して」と言います。ユーザーが特定のブラウズノードアイテムをドリルダウンできるよう、AlexaからGetBrowseNodeItems
ディレクティブが送信されます。デバイス上の表示は、(Lambdaから送信されるGetDisplayableItemsMetadataResponse
の)selectionAction
の値によって異なります。
-
selectionAction
の値がBROWSE
の場合、ユーザーがデバイスでこのアイテムを選択したら、さらに詳しい検索結果を画面に表示する必要があります。ユーザーがカテゴリーを選択すると、Alexaは詳細なmediaIdentifiers
を取得するためにGetBrowseNodeItems
ディレクティブを送信し、さらにそれらのアイテムの結果を画面に表示するためにGetDisplayableItemsMetadata
ディレクティブを送信します。 -
selectionAction
フィールドの値がPLAY
に設定されている場合は、ユーザーが選択したアイテムを再生する必要があります。この場合は、AlexaからGetPlayableItemsMetadata
ディレクティブが送信されます。
GetBrowseNodeItemsの例
GetBrowseNodeItems
ディレクティブの例を次に示します。
{
"directive": {
"header": {
"correlationToken": "dFMb0z+PgpgdDmluhJ1LddFvSqZ/jCc8ptlAKulUj90jSqg==",
"messageId": "0f918d6e-ebae-48f1-a237-13c6f5b9f5da",
"name": "GetBrowseNodeItems",
"namespace": "Alexa.VideoContentProvider",
"payloadVersion": "3"
},
"endpoint": {
"scope": {
"type": "BearerToken",
"token": "access-token-from-skill"
},
"endpointId": "videoDevice-001",
"cookie": {
}
},
"payload": {
"minResultLimit": 8,
"maxResultLimit": 25,
"mediaIdentifier": {
"id": "recordingId://provider1.dvr.rp.1234-2345-63434-asdf"
}
}
}
}
ペイロードの説明
次の表は、GetBrowseNodeItems
コードサンプルのpayload
フィールドについて説明しています。
フィールド | 説明 | データ型 |
---|---|---|
minResultLimit (必須) |
この呼び出しで返される結果で
例: |
整数 |
maxResultLimit (必須) |
返される結果の最大件数(上限)。詳細については、 例: |
整数 |
mediaIdentifier (必須) |
|
オブジェクト |
id (必須) |
ビデオアイテムの識別子。後続の |
文字列 |
Lambdaのレスポンス
GetBrowseNodeItems
ディレクティブを受信したら、表示する検索結果に関する基本的なメタデータ(リクエストされたグループに存在するアイテムのIDのリストなど)をLambdaのレスポンスに含める必要があります。レスポンスは、GetDisplayableItems
と同様です。さらに情報が必要なときは、Alexaから続けてGetDisplayableItemsMetadata
ディレクティブが送信されます。
レスポンスの例
Lambdaから送信されるGetBrowseNodeItemsResponse
の例を次に示します。
{
"event": {
"header": {
"correlationToken": "dFMb0z+PgpgdDmluhJ1LddFvSqZ/jCc8ptlAKulUj90jSqg==",
"messageId": "5f0a0546-caad-416f-a617-80cf083a05cd",
"name": "GetBrowseNodeItemsResponse",
"namespace": "Alexa.VideoContentProvider",
"payloadVersion": "3"
},
"payload": {
"nextToken": "fvkjbr20dvjbkwOpqStr",
"mediaItems": [
{
"mediaIdentifier": {
"id": "recordingId://provider1.dvr.rp.1234-2345-63434-asdf"
}
},
{
"mediaIdentifier": {
"id": "recordingId://provider1.dvr.rp.1234-2345-63434-asdf"
}
}
]
}
}
}
ペイロードの説明
次の表は、GetBrowseNodeItemsResponse
コードサンプルのpayload
フィールドについて説明しています。
フィールド | 説明 | データ型 |
---|---|---|
nextToken 省略可能 |
次の結果セットを取得するためのトークン。プロバイダーから送信される不透明型の文字列で、後続の検索リクエストで返されます。 |
文字列 |
mediaItems (必須) |
検索結果として画面に表示されるビデオの |
リスト |
mediaIdentifiers (必須) |
メディアの |
配列 |
id (必須) |
ビデオアイテムの識別子。後続の |
文字列 |