Alexa Smart Propertiesの施設とルームを管理する
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Alexa Smart Propertiesの施設とルームを管理する
Alexa Smart Propertiesの管理者ユーザーは、施設内のユニット(施設自体や、施設内のルームを含む)の管理など、施設の管理に関するいくつかの重要なタスクを実行します。ロールAPIと施設階層管理APIを使用すると、このようなタスクの大規模な実行を可能にするツールを開発できます。
例: さまざまなロールによる施設とルームの作成および管理
以下の例では、施設とルームを作成および管理するうえで、Alexa Smart Propertiesのロールを管理するに記載されている各種のAlexa Smart Properties管理者ロールがどのように連携するかを示します。
この例では、施設管理会社で働く架空の管理者2人(Ana Carolina SilvaとJohn Doe)が登場します。
ステップ1: ロールを登録して割り当てる
AnaがAlexa Smart Propertiesに組織を登録します。
- Alexa Smart Propertiesの組織ユニットが作成されます。Anaに
A4H.OrgAdmin
のロールが割り当てられ、AnaがAlexa Smart Properties組織(amzn1.alexa.unit.did.{id}
)のIDを受け取ります。このIDは、Alexa管理APIを呼び出すときに使用します。 - Anaが組織ユニットの下に子ユニット(施設)を作成できるようになります。Anaは、施設のサブスクリプションを有効にしないと、施設(L1ユニット)の下に子ユニット(ルーム)を作成できません。
ステップ2: レベル1ユニット(施設)を作成する
Anaが組織ユニットの下にユニット(施設A)を作成します。これは組織の直下の子ユニットであり、レベル1(L1)ユニットと呼ばれます。このドキュメントではこれ以降、このレベル1ユニットを施設と呼びます。
- 施設Aの作成者であるAnaには、ユニットの作成から数秒以内にこの施設の
A4P.UnitAdmin
ロールが非同期で割り当てられます。 - Anaは施設Aの作成、更新、削除のほか、施設A内にさらにユニットを作成したり、施設Aのリソースを管理したりすることができます。
重要: Anaが施設ユニットの下にさらにユニットを作成するには、サブスクリプションを施設ユニットに関連付ける必要があります。Alexa Smart Propertiesのサブスクリプションを管理するを参照してください。
ステップ3: レベル2ユニット(ルーム)を作成する
Anaが前の手順で作成した施設の下にユニットを作成し、ルーム100という名前を付けます。
- ユニットの作成者であるAnaには、ユニットの作成から数秒以内にルーム100の
A4P.UnitAdmin
ロールが非同期で割り当てられます。 - Anaは、ルーム100とそのリソースを管理することができます。
ステップ4: ユニット管理者ロールを割り当てる
Anaが施設Bを作成し、施設Bのユーザーロールのリストを取得します。
- Anaは、Johnに施設Bの
A4P.UnitAdmin
ロールを割り当てます。 - Johnは、施設Bとそのリソースを管理することができます。
- Johnは、施設Aとそのリソースを管理することはできません。
これで、管理者ユーザーが組織内のユニットを管理するために必要なタスクを実行できました。次は、Alexa Smart Propertiesデバイスの購入とセットアップを参照し、デバイスをセットアップしてエンドポイントとして管理する方法を確認してください。
関連トピック
- Alexa Smart Propertiesについて
- Alexa Smart Properties APIで開発を始める
- Alexa Smart Propertiesのロールを管理する
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最終更新日: 2023 年 11 月 30 日