Alexa Skills Kit用語集


Alexa Skills Kit用語集

このドキュメントでは、Alexa Skills Kitドキュメントで使用されている用語について定義します。

A| C| D| E| F| H| I| L| M| N| O| P| R| S| T| U| V| W|

A

アクセストークン(access token)
他のシステムのエンドユーザー(リソースオーナー)を表す認証情報です。トークンを使用して他のシステムのユーザーを識別する必要があります。ユーザーがアカウントを正常にリンクすると、ユーザーのアクセストークンがスキルに送信されるリクエストに含まれるようになります。
アクセストークンのURI(アクセストークンエンドポイント)(Access token URI (Access token endpoint))
認証サーバーのアクセストークンエンドポイントのURI(Uniform Resource Identifier)です。Alexaサービスはこのエンドポイントを呼び出して、認可コードアクセストークンに交換します。Alexaスキルでは、このエンドポイントを開発者コンソール(ビルド>アカウントリンクページのアクセストークンのURIフィールド)で指定します。
アカウントリンク(account linking)
ほかのシステムでアカウントを所有しているエンドユーザーにIDを接続するよう通知する機能です。たとえば、配車予約カスタムスキルの「タクシー予約」では、特定のユーザーとしてタクシー予約にアクセスする必要があります。同様に、照明を制御するスマートホームスキルの場合は、Alexaユーザーをデバイス制御クラウドのアカウントと接続する必要があります。アカウントリンクとはを参照してください。
Alexaアプリ(Alexa app)
Alexaユーザー向けのコンパニオンアプリです。デバイスのセットアップ、設定の変更に使用するほか、Alexaとの対話で得られた情報を視覚的に確認することができます。
Alexa搭載デバイス(Alexa-enabled device)
Alexaサービスを利用できるデバイスです。Alexa Voice Serviceを使用するデバイスには、Amazon Echo、Amazon Echo Dot、Amazon Tap、Echo Showを始め、他社製のデバイスもあります。
Alexa Presentation Language(APL)
Amazonが提供するコンポーネントと組み合わせられる、レスポンシブなレイアウトを持った言語で、Alexaの対話型視覚エクスペリエンスの開発に使用します。Alexa Presentation Language(APL)の概要を参照してください。
Alexaサービス/Alexa(Alexa service / Alexa)
Amazonまたは他社製のAlexa搭載デバイスを機能させるクラウドベースの音声サービスです。Alexaからのリクエストを受け付けて応答を返す独自のクラウドベースのサービスを作成して、Alexaに新しい機能を追加できます。
Alexaスキル(Alexa skill)
スキルを参照してください。
Alexa Skills Kit
Alexaに新機能を追加するためのAPI、ツール、ドキュメントのコレクションです。Alexa Skills Kitとは?を参照してください。
Amazon Polly
テキストを実際に話しているかのような音声に変換するサービスです。会話するアプリケーションを作成し、読み上げができるまったく新しい分野の製品を開発することができます。最先端のディープラーニング技術を使ったテキスト音声変換サービスで、人間の声にそっくりの音声を合成します。さまざまな言語で実際に話しているかのような音声を多数提供しているため、最適な音声を選択して、複数の国に対応する音声対応アプリケーションを開発することができます。詳細については、Amazon Pollyを参照してください。
アノテーション(annotation)
発話をトリガーしたいインテントやスロットの値で注釈を付けたテスト用発話のことです。アノテーションのグループを含むアノテーションセットを作成し、NLU評価ツールを使って評価を実施することにより、NLUモデルの精度を一括でテストできます。
聞いて(ask)
ユーザーが特定のカスタムスキルを起動するようAlexaに命令するときに呼びかける言葉の1つです。スキルの呼び出し名と組み合わせて使います。例:アレクサ、十二星座占いに私の星座の運勢を聞いて。 ユーザーがAlexaと会話を始めるために使用できるフレーズはいくつかあります。ユーザーによるカスタムスキルの呼び出しを参照してください。
認可コード(authorization code)
クライアントがアクセストークンを認可サーバーからリクエストできるようにするために、Authorization code grantで使用する値です。Authorization code grantと共に使用します。
authorization code grant
他のシステムの情報にアクセスするためにエンドユーザーの認可をリクエストするGrant種別です。Authorization code grantでは、ユーザーがログインすると認可サーバーはcodeを返します。Alexaはこのcodeを使って、アクセストークンエンドポイント(URI)でアクセストークンと更新トークンのペアをサーバーにリクエストします。古いトークンの期限が切れたら更新トークンを使って新しいアクセストークンをリクエストできます。
認可サーバー(authorization server)
リソースオーナーのIDを認証してアクセストークンを発行するサーバーです。リソースサーバーと同じでも、別であってもかまいません。OAuth 2.0で定義される4つのロールのうちの1つで、アカウントリンクで使用されます。たとえば、配車サービス(「タクシー予約」)に接続するスキルでは、認可サーバーでユーザーが認証されて、ユーザーのタクシー予約のプロファイルをリソースサーバーから取得するためのアクセストークンが提供されます。

認可サーバーは開発者コンソール(ビルド>アカウントリンクページの認証画面のURIフィールド)で指定します。
認証画面のURI(authorization URI)
サービスのログイン認証情報を入力するページのURI(Uniform Resource Identifier)です。スキルのアカウントリンクを開始したタイミングで、ユーザーは、認証画面のURIにリダイレクトされます。ユーザーが認証すると、このページからAlexaが指定したredirect_uriに再度リダイレクトされて戻ります。
自動音声認識(ASR)(automatic speech recognition (ASR))
会話の音声をテキストに変換するテクノロジーです。ASRはAlexaのようなテクノロジーで、「アレクサ、今日の天気は?」といったユーザーの問いかけに答えられるようにする第一歩となります。
AWS Lambda
イベントに応答してコードを実行し、計算リソースを自動的に管理するアマゾンウェブサービス(AWS)計算サービスです。サーバーを管理することなく自分のコード(Lambda関数)をクラウド上で実行できます。スマートホームスキルでは、スキルのコードをLambda関数としてホストする必要があります。カスタムスキル用のサービスにLambda関数を使用することもできます。AWS Lambdaは、アマゾンウェブサービスによって提供されるサービスです。
AWS Lambda関数(AWS Lambda function)
AWS Lambdaにアップロードされるコードです。Lambdaは、Node.js、Java、Python、C#でのコーディングをサポートします。スマートホームスキルは、Lambda関数として実装する必要があります。カスタムスキル用のサービスにLambda関数を使用することもできます。

C

カード(card)
ホームカード詳細カードをそれぞれ参照してください。
クライアント(client)
リソースオーナーの認可により、リソースオーナーに代わってリソースサーバーにリクエストを行うアプリケーションのことです。スキルのアカウントリンクの場合、Alexaサービスとスキルがこのロールを分担します。Alexaはリソースオーナーの認可を取得し、スキルはアクセストークンを使ってリソースサーバーの保護されたリソースにアクセスします。OAuth 2.0で定義される4つのロールのうちの1つで、アカウントリンクで使用されます。
クラウドベースのサービス(cloud-based service)
サービスを参照してください。
コンパニオンアプリ(companion app)
Alexaアプリを参照してください。
コンポーネント(component)
Alexa Presentation Language(APL)で、Viewportに表示可能なプリミティブUI要素です。APLは、テキスト、画像、リスト、ビデオといったUI要素コンポーネントのセットを提供します。これらのコンポーネントを組み合わせて、カスタムレイアウトを作成できます。APL向けAlexaデザインシステムも、TextTouchWrapperFrameといったプリミティブコンポーネントと組み合わせることができる、ボタンコンポーネントなどのレスポンシブ対応コンポーネントを提供するため、さまざまなViewportに対応できます。
確認(confirmation)
Alexaが、リクエストを正しく理解できていることをユーザーに伝える単語やフレーズで応答することです。確認には、暗黙的な確認明示的な確認があります。
消費型(consumable purchase)
何度も課金、消費できるコンテンツや機能を提供するスキル内課金です。たとえば、ゲームのヒント、ゲーム内通貨、または追加ライフなどです。
会話(conversation)
対話を参照してください。
カスタム音声対話モデル(custom voice interaction model)
カスタムスキル向けの対話モデルデザインです。対象スキルによって処理できるリクエストを定義するインテントスキーマと、ユーザーがそれらのリクエストを呼び出すために呼びかける一連のサンプル発話を、スキル開発者が定義します。
カスタムスキル(custom skill)
カスタム対話モデルを使用するスキルです。開発者は、スキルによって処理できるリクエスト(インテント)と、それらをリクエストするために呼びかけるフレーズ(サンプル発話)を定義します。インテントとサンプル発話のマッピングによって、対象スキルの対話モデルまたは音声ユーザーインターフェースが作成されます。

D

データバインディング(data-binding)
Alexa Presentation Language(APL)で、開発者やデバイス情報から提供されたデータソースからデータを取得し、APLコンポーネント内で使用する際に使う方法です。データバインディングを使用すると、ソースデータからプレゼンテーションロジック(APLドキュメント)を分離できます。データバインディング式を使って、データをAPLコンポーネントやレイアウトにバインドします。
データバインディングコンテキスト(data-binding context)
APLドキュメントがデータバインディングに利用できるデータソースとデータのコレクションです。データは、キーと値のペアで構成され、APLドキュメント、デバイスのViewportに関する情報(viewport.widthなど)、デバイスの機能、環境情報(environment.aplVersionなど)を伴うデータソースが含まれます。コンテキストには、取得されたデータも含まれることがあります。たとえば、データソースがコレクションをまたいで繰り返され、配列の各要素をインフレートするSequenceなどのコンポーネントにバインドされている場合、配列内の特定要素から取得されたデータが含まれます。
データバインディングの式(data-binding expression)
Alexa Presentation Language(APL)で、Alexaがドキュメントを表示する際に動的に評価される式のことです。データバインディング式を使用して、コンポーネントプロパティをデータソースにバインドしたり、条件ロジックを記述してViewportの特性に応じてコンポーネントを表示または非表示にできます。データバインディングの式は、${..}のようにドル記号に続けて波括弧で囲みます。データバインディングの評価データバインディングの構文を参照してください。
データバインディングの構文(data-binding syntax)
Alexa Presentation Language(APL)で、データバインディング式の記述に使用する構文です。APLデータバインディングの構文を参照してください。
デリゲート(delegate)
ユーザーとスキルのダイアログの次の手順をAlexaが決定して実行できるようにします。Alexaは、スキルのダイアログモデルを使ってダイアログの次の手順を決定し、ユーザーに必要な情報を求めます。ダイアログのデリゲートは、手動で行うことも自動で行うこともできます
詳細カード(detail card)
Alexaアプリに表示される、各スキルについての情報と使用法を示すカードです。ユーザーは、これらの詳細カードを参照して、有効にするスキルを選ぶことができます。詳細カードに表示される情報の大半は、スキルの公開ページで入力します。
開発者コンソール(developer console)
Alexaスキルの作成、管理、公開に役立つインターフェースを提供する開発ツールです。
デバイス制御クラウド(device cloud)
クラウド対応デバイスを制御するバックエンドのクラウドサービスです。スマートホームスキルでは、AlexaスマートホームスキルAPIからデバイス制御クラウドにコマンドを変換するLambda関数としてホストされるコードを作成します。
デバイス制御クラウドのアカウント(device cloud account)
デバイス制御クラウドにアクセスするために使用する各ユーザーの固有アカウントです。ユーザーはAlexaアプリを使用して、このデバイス制御クラウドのアカウントをAlexaサービスにリンク付けします。アカウントリンクに必要なメカニズムはOAuth 2.0です。
デバイスディレクティブ(device directive)
Alexaからスマートホームスキルまたはビデオスキルに送信される、JSON形式のデータと命令の集合です。
デバイスの検出(device discovery)
AlexaスマートホームスキルAPIまたはビデオスキルAPIが、スキルによって制御できるデバイスを検出するプロセスです。
デバイスイベント(device event)
スマートホームスキルまたはビデオスキルからAlexaに送信される、デバイスディレクティブへのJSON形式の応答です。
Alexa搭載デバイス(device with Alexa)
Alexaサービスを利用できるデバイスです。Amazon Echo、Amazon Echo Dot、Amazon Tapのほか、Alexa Voice Serviceを使用する他社製のデバイスもあります。
ダイアログエラー(dialog errors)
Alexaとユーザーの会話で生じる予期しない事柄です。ダイアログエラーには、低信頼度エラータイムアウト/沈黙/入力なし誤承認などがあります。ダイアログエラーの処理に関する推奨事項については、Alexaデザインガイドのエラーメッセージを参照してください。
ダイアログモデル(dialog model)
プロンプト、およびスロット値とインテントを収集、検証、確認するユーザーの発話を識別する構造です。ダイアログモデルを使用して、Alexaが会話の中で次の手順を決め、さらに詳しい情報をユーザーに求めることができるようにします。ダイアログをDialog.ElicitSlotなどのDialogディレクティブを使用して手動で管理する場合、ダイアログモデルも精度を向上させます。ダイアログモデルを作成するには、必要な情報を収集、確認するためにダイアログを定義するを参照してください。
ディレクティブ(directive)
デバイスディレクティブを参照してください。
ディレクティブ言語(directive language)
AlexaスマートホームスキルAPIとスマートホームスキル間の通信を可能にするJSONプロトコルです。
Displayテンプレート(display template)
画面付きのAlexa搭載デバイスでテキストと画像の組み合わせを特定の形式で表示するのに使用するテンプレートです。コンテンツの表示に使用するBodyテンプレートや、コンテンツを選択できるListテンプレートがあります。Displayテンプレートは、画面付きのAlexa搭載デバイスがない場合には、Alexaアプリにカードとして表示されます。

E

Echoアプリ(Echo app)
Alexaアプリを参照してください。
エンドポイント(endpoint)
物理デバイス、仮想デバイス、デバイスのグループまたはクラスターや、主にスマートホームスキルとビデオスキルで使用されるソフトウェアコンポーネントを表します。エンドポイントは、ディレクティブのターゲットとスキルからのイベントの発生元を表します。
エラーメッセージ(error message)
ダイアログで発話エラーや技術エラーが発生したときにユーザーに伝えるメッセージです。
評価(NLU)(evaluation (NLU))
スキルの対話モデルでビルドした自然言語理解(NLU)モデルを、指定したアノテーションセットを使って評価するテストです。この評価ツールは、対話モデルの見直しテストに特に有効です。自然言語理解(NLU)モデルのバッチテストを参照してください。
サンプルフレーズ(example phrase)
カスタムスキルで、ユーザーが使うことができるフレーズの例です。開発者コンソールの公開タブにこれらのフレーズを入力します。同じフレーズを、サンプル発話のリストにも含める必要があります。
終了コマンド(exit command)
ユーザーが対話を終了するために言う、「終了」や「ストップ」などのコマンドです。
終了メッセージ(exit message)
ユーザーがスキルに会話の停止または終了を求めてきたときや、スキルが自然に終了するときに発するメッセージです。
明示的な確認(explicit confirmation)
Alexaが聞いた内容をもう一度繰り返し、正しいかどうかをユーザーに明示的にたずねるプロンプトです。たとえば、「アレクサ、十二星座占いに私の星座の運勢を聞いて」とユーザーが聞いたときに Alexaが答える「十二星座占いで運勢を知りたいのですね。あっていますか?」が、これに当たります。

F

誤承認エラー(false accept errors)
ユーザーの発言を正しく理解しているというAlexaの信頼度が比較的高いにもかかわらず、実際には正しく理解できておらず、一致しない発話を使用しているというエラーです。
フルインテント呼び出し(full intent invocation)
Alexaがリクエストに対するアクションを実行するために必要なすべての情報が含まれるユーザーリクエストです。たとえば、「アレクサ、歴史マニアに6月3日に起こった出来事を聞いて」などがこれに該当します。

H

ヘルプメッセージ(help message)
ユーザーがスキルに支援を求めてきたときや、エラーメッセージの連続回数上限に達したときに、ユーザーに出すメッセージです。大まかなヘルプメッセージでは、スキルとその機能の概要を知らせます。スキルを初めて使用するときのようこそメッセージと同様の情報です。ユーザーが特定の機能を使おうとしているときや、特定のタスクやプロンプトで行き詰まったときには、コンテキストに応じたヘルプメッセージを出します。
ホームカード(home card)
Alexaアプリ内に表示される視覚情報で、カスタムスキルとの会話の内容や補足情報をユーザーに提供します。スキルの応答にカードを追加するを参照してください。

I

暗黙的な確認(ランドマーキング)(implicit confirmation (landmarking))
Alexaが聞き取った内容をそれとなく繰り返し、正しく理解されているという安心感をユーザーに与えます。以下の例で「運勢」という語を繰り返すのは、自然な対話でユーザーとの信頼関係を確立するために使用されるランドマーキング技法です。

たとえば、「アレクサ、十二星座占いに私の星座の運勢を聞いて」とユーザーが聞いたときに Alexaが「何座の運勢を占いますか?」とたずねることで、ユーザーのリクエストを明らかにします。
implicit grant
他のシステムの情報にアクセスするためにエンドユーザーの認可をリクエストするGrant種別です。Implicit grantでは、ユーザーがログインすると認可サーバーはアクセストークンを返します。Authorization code grantと比較して、このGrant種別は限られています。
インテント(intents)
ユーザーの音声リクエストと完了するアクションを表します。インテントは、スロットと呼ばれる引数を持つことができます。スロットには可変情報が入ります。たとえば、「アレクサ、歴史マニアで6月3日に起こった出来事を教えて」とユーザーが聞いたとします。 この文では、「6月3日に起こった出来事」が、特定のAlexaスキルによる処理が可能な特定のインテントに対応付けられます。これにより、このユーザーが「歴史マニア」スキルから特定の日付の歴史に関する情報を取得したがっていることを、Alexaに対して伝えます。

インテントの定義方法の詳細については、インテント、発話、スロットの作成を参照してください。
インテントスキーマ(intent schema)
カスタムスキルに関してサービスが処理できるインテントを宣言するJSON構造です。これについては、対話モデルのスキーマに記載されています。開発者コンソールで、インテントスキーマをグラフィカルに構築することもできます。
対話(interaction)
ユーザーとAlexaの間の会話形式の情報のやり取りです。一回だけのリクエストと応答である場合もあれば、複数回のやり取りになる場合もあります。
対話モデル(interaction model)
音声対話モデルを参照してください。
割り込み(interruptions)
Alexaとユーザーの対話が別のイベントによって中断されることです。割り込みの例として、ユーザーがAlexaに話しかけているときにアラームやタイマーが鳴る場合などがあります。
呼び出し(invocation)
特定のAlexa機能との対話を開始するためのアクションです。たとえば、ユーザーが十二星座占いスキルを使うためにAlexaを起動する場合、「アレクサ、十二星座占いで今日の運勢を教えて」と言います。
Alexaは、その呼び出しに応答して「何座を占いますか?」とたずねます。

呼び出しには、フルインテント呼び出し部分インテント呼び出しインテントなしの呼び出しがあります。
呼び出し名(invocation name)
ユーザーが使用するスキルを表す名前です。ユーザーは、スキルの呼び出し名とサンプルフレーズを組み合わせてリクエストを言うことができます。たとえば、「アレクサ、歴史マニアで6月3日に起こった出来事を教えて」とユーザーが聞いたとします。 この例の場合、「歴史マニア」が、過去の出来事を調べるスキルの呼び出し名です。スマートホームスキルには呼び出し名はありません。

L

Lambda設計図(Lambda blueprint)
新しいLambda関数のサンプルコードとサンプルコンフィギュレーションを提供する、AWS Lambdaコンソール内のオプションです。Alexa Skills Kitに関連する設計図がいくつかあります。例:alexa-smart-home-skill-adapterには、Node.jsのスマートホームスキル用のサンプルスキルが用意されています。alexa-skills-kit-color-expertalexa-skills-kit-color-expert-pythonには、Node.jsとPythonの両方の簡単なカスタムスキルのサンプルが用意されています。カスタムスキルのAWS Lambda関数を作成するを参照してください。
Lambda関数(Lambda function)
AWS Lambda関数を参照してください。
ランドマーク(landmark)
暗黙的な確認を参照してください。
アカウントリンクカード(link account card)
Alexaアプリに表示され、ユーザーにアカウントをリンクするよう指示する特殊な(LinkAccount)カードです。これにより、ユーザーはこのカードから直接アカウントリンクを開始できます。アカウントをまだリンクしていないユーザーが認証の必要なインテントを呼び出そうとした場合、カスタムスキルはこのカードで応答できます。
低信頼度エラー(low confidence errors)
ユーザーの言ったことをAlexaが理解できているかどうかの信頼度が低く、明確にするためのリクエストをしないで進むか、対話を終了するかのいずれかで発生したエラーです。

M

マーカー(marker)
会話のマーカーまたはキューは、ダイアログのステータスをユーザーに伝える語句です。たとえば、「最初に」、「次に」、「いくつか質問させてください」などです。
最大エラー条件(max error condition)
ダイアログエラーが連続して発生すると、この条件により対話が終了し、Alexaが同じ失敗を繰り返さないようデザインされています。
メニュースタイルのプロンプト(menu style prompt)
少数の選択肢(5個以下を推奨)から応答を引き出すことを意図した質問をユーザーにたずねるプロンプトです。たとえば、「マインクラフトのヘルプです。レシピ、ポーションの材料、ゲームの遊び方を紹介します。どれを知りたいですか?」

N

自然言語理解(NLU)(natural language understanding (NLU))
コンピューターが音声を単なる言葉の羅列としてではなく、話す人の本当の意図として理解できるようにするテクノロジーです。たとえば、ユーザーが「アレクサ、今日の天気は?」と聞いたときに、NLUが周辺の天気予報について聞いているのだろうと推測できるようになるということです。
インテントなしの呼び出し(no intent invocation)
インテントまたはスロットの情報がないユーザーリクエストです。たとえば、「アレクサ、歴史博士を開いて。」などがこれに当たります。
通知(notifications)
ユーザーが、イベントの発生時または発生前にAlexaから通知を受け取ることを必要とするアクションを行うことです。通知の最も一般的な例はアラームやタイマーです。通知は、ほかに何も実行されていない場合に実行されるだけではなく、Alexaとユーザーの対話中に割り込みという形で実行されることもあります。この場合、通知は対話のやり取りの合間に配信されます。

O

買い切り型(one-time purchase)
制限されているスキル内の機能やコンテンツにアクセスできるようにするスキル内課金(買い切り型)です。買い切り型には有効期限がありません。
自由回答のプロンプト(open ended prompt)
幅広い応答を引き出すことを意図した質問をユーザーにたずねるプロンプトです。たとえば、「どういったご用件ですか?」などがこれに当たります。
任意のスロット(optional slot)
ユーザーリクエストの絞り込みに使われるが、タスクを完了するために必須ではない値を取るスロットです。たとえば、「アレクサ、歴史マニアに6月3日に起こった出来事を聞いて。」というリクエストの場合、 6月3日はオプションです。ユーザーが特定の日付を指定しない場合、歴史マニアは今日の日付の歴史上の出来事を答えます。このように、ユーザーの発話にオプションのスロット値が含まれていなくても、その値をたずねる必要はありません。

P

部分インテント呼び出し(partial intent invocation)
ユーザーのインテントが含まれていても、必須のスロットが含まれないユーザーリクエストです。たとえば、「アレクサ、十二星座占いに今日の運勢を聞いて。」と聞いた場合、 このリクエストでは運勢を調べる星座が指定されておらず、Alexaはユーザーからその情報を入手する必要があります。
プリビルド音声対話モデル(pre-built voice interaction models)
ユーザーがスキルとの対話に使う発話を事前定義したセットです。スキル開発者は、これらの発話に対応するプリビルドのリクエストを受け付け、処理するようスキルを定義するだけで済みます。ASKでは、さまざまな種類のスキルに対応するプリビルド音声対話モデルがいくつか用意されています。プリビルド音声対話モデルを使用するスキルの種類の一覧については、スキルの種類の一覧を参照してください。
プロンプト(prompt)
ユーザーに詳細をたずねるためにAlexaが読み上げる応答のテキスト文字列です。このプロンプトテキストをユーザーのリクエストに対する応答に含めます。プロンプトには次のような種類があります。 自由回答メニュースタイル再プロンプト暗黙的な確認(ランドマーキング)です。

R

リダイレクト先のURL(redirect URL)
ユーザーが認証されると、認証画面のURIがユーザーをリダイレクトする、Amazonが提供するURLです。リダイレクト先のURLは、アカウントリンクを設定後に開発者ポータルに表示されます。
更新トークン(refresh token)
アクセストークンを取得するために使用できる認証情報です。更新トークンはAuthorization code grant種別でサポートしています。古いトークンの期限が切れたら更新トークンを使って新しいアクセストークンをリクエストできます。
再プロンプト(re-prompt)
応答を聞き取れなかったり、わかりにくかったりする場合にAlexaが使う特殊なプロンプトです。通常、ダイアログエラー発生後に質問の形で使われます。ユーザーがエラーから会話に戻るのを手助けすることが目的です。たとえば、「アレクサ、スコアキーパーを開いて。」というリクエストに対して、
「スコアキーパーにおかえりなさい。何を更新しますか?」とたずねるような場合です。

この場合、ユーザーが答えないときには、Alexaが役に立つヒントを引き続き提供します。たとえば、
「プレーヤーにポイントを追加する、現在のスコアをたずねる、新しいゲームを始めることができます。できることすべてを聞くには、「ヘルプ」と言ってください。では、どれにしますか?」といったようにです。
必須スロット(required slot)
Alexaがユーザーのリクエストを完了するために必要な値が含まれるスロットです。たとえば、「アレクサ、十二星座占いに牡牛座の運勢を聞いて。」と聞くとします。 具体的な星座名がないと、十二星座占いは運勢を答えられません。ユーザーが必要なスロット値を提供しない場合、スロット値をユーザーにたずねる必要があります。
resource (APL)
Alexa Presentation Language(APL)で、ハードコーディングした値の代わりに値を指定する名前付き定数です。たとえば、赤の特定の色調を定義するmyRedというリソースを作成できます。APLドキュメントで、色を受け入れる任意のプロパティに@myRedを使用できます。リソースには条件付きロジックを使用できます。そうすることで、Viewportの特性などの条件に応じてさまざまな値に解決できるようになります。リソースを使用するには、リソース名の先頭に@記号を付けます。@myRedの例を参照してください。
リソースオーナー(resource owner)
スキルを別のシステム(リソースサーバー)のユーザーアカウントに関連付けるために、保護されたリソース(アカウント情報など)にアクセスする権限を付与することができるスキルのユーザーです。OAuth 2.0で定義される4つのロールのうちの1つで、アカウントリンクで使用されます。
リソースサーバー(resource server)
スキルがリソースオーナーの代理でアクセスするリソースをホスティングしているサーバーです。OAuth 2.0で定義される4つのロールのうちの1つで、アカウントリンクで使用されます。
たとえば、スキルが配車サービス(「タクシー予約」)に接続する場合、リソースサーバーはタクシー予約ユーザーのプロファイルを含むデータベースである可能性があります。スキルが照明を制御するスマートホームスキル(「マイライト」)の場合、リソースサーバーは、サービスが制御するユーザーのスマートホームデバイスについての情報を含むデバイス制御クラウドの一部です。
レスポンシブ対応コンポーネント(responsive component)
レスポンシブ対応コンポーネントは、モジュール式のレスポンシブ対応要素にコンポーネントを結合したAPLレイアウトです。コンポーネントを使用する場合と同様に、ドキュメントの構成要素として使用できます。たとえば、Buttonは、異なる種類のすべてのデバイスで機能するボタンを表示し、さまざまなボタンの状態を自動的に処理します。レスポンシブ対応コンポーネントの標準セットは、alexa-layoutsパッケージで利用できます。
レスポンシブ対応テンプレート(responsive template)
コンポーネントとレスポンシブ対応コンポーネントを組み合わせたもので、完全なViewportデザインを提供するAPLレイアウトです。テンプレートには、背景、ヘッダー、コンテンツなどが含まれ、Viewport全体に適用されます。たとえば、Text Listテンプレートでは、背景とヘッダーを含むテキスト項目のスクロールリストが表示されます。レスポンシブ対応テンプレートの標準セットは、alexa-layoutsパッケージで利用できます。

S

サンプル発話(sample utterance)
特定のインテントを想定される発話に結び付ける構造化したテキスト文字列です。一連のサンプル発話を、カスタムスキルの対話モデルの一部として提供します。ユーザーがこれらの発話のいずれかを言うと、Alexaサービスによって、対応するインテントが含まれるサービスにリクエストが送信されます。
サービス(service)
スキルをサポートするために作成するクラウドベースのサービスです。このサービスはAlexaからリクエストを受け付けて、応答を返します。カスタムスキルの場合、サービスはインテントを含んだリクエストを受け取り、ユーザー向けのセリフを含んだ応答を返します。スマートホームスキルの場合、サービスは、デバイスディレクティブを受け付けて、照明やサーモスタットなどのデバイスを制御するためにデバイス制御クラウドと通信し、Alexaにデバイスイベントを返します。

カスタムスキル用サービスはAWS Lambda関数としてデプロイすることも、ウェブサービスとしてデプロイすることもできます。スマートホームスキルは、Lambdaを使用してのみホストできます。
スキル(skill)
Alexaによって実行されるアクションやタスクのセットです。スキルはAlexa用のアプリのようなもので、ユーザーは音声を使って自然に日常のタスクを実行したり、コンテンツにアクセスすることができます。Alexaには、タイマーやアラームなどの機能が組み込まれています。Alexaスキルは、Alexa Skills Kitを使用して作成できます。スキルは、クラウドベースのサービスの形式のコードと、開発者コンソールで行うインターフェース設定の2つで構成されます。
スロット(slot)
リクエストに関する追加情報をAlexaに提供するインテントの引数です。たとえば、「アレクサ、歴史マニアで6月3日に起こった出来事を教えて」とユーザーが聞いたとします。 という文の場合、「6月3日」がリクエストを絞り込むデータスロット値となります。インテントによって、スロットが必須の場合もあれば、任意の場合もあります。スロットを必須に指定し、Alexaがそのスロット値を取得して会話を進めるようにするには、ダイアログモデルを作成してから、Alexaにそのダイアログをデリゲートします。
スマートホームスキルAPI(Smart Home Skill API)
照明やスイッチなどのスマートホームデバイスをAlexaが制御できるようにするスキルを作成するためのAPIです。スマートホームスキルAPIは、「照明をつけて」などの発話をデバイスディレクティブに変換し、ディレクティブをクラウド対応デバイスを制御できるLambda関数にルーティングします。
スマートホームのエンドポイント(smart home endpoint)
エンドポイントは、スマートホームディレクティブのターゲットとスマートホームスキルからのイベントの発生元を表します。スマートホームのエンドポイントは、物理デバイス、仮想デバイス、デバイスのグループまたはクラスター、ソフトウェアコンポーネントを表すことができます。
スマートホームスキル(smart home skill)
照明やサーモスタットなどのスマートホームデバイスを制御するためのスキルです。スマートホームスキルAPIを使用する場合、対象スキルが処理できるリクエスト(デバイスディレクティブなど)と、それらのリクエストを行うときにユーザーが呼びかける言葉をこのAPIで定義します。

完全なスマートホームスキルには、AWS Lambda関数としてホストされるコードと、AlexaサービスがリクエストをLambda関数にルーティングするために必要な情報が記されているコンフィギュレーションが含まれます。スキルのコードは、クラウドを使用して(照明などの)デバイスを制御できなければなりません。
音声合成マークアップ言語(SSML)(Speech Synthesis Markup Language (SSML))
合成音声の生成用にテキストをマークアップする標準的な手段を提供するマークアップ言語です。Alexa Skills Kitでサポートされているのは、SSML仕様で定義されているタグのサブセットです。
サブスクリプション型(subscription)
プレミアムコンテンツまたはプレミアム機能に一定期間アクセスできるようにするスキル内課金です。サブスクリプションをキャンセルするまで、繰り返し課金できます。
システムエラー(system error)
ユーザーとAlexa間の対話に関連しない、予期しない事柄が生じる場合のエラーです。たとえば、ユーザーがリクエストした情報を取得するためにデータサービスが使用した呼び出しが、その情報をAlexaに送信できなかった場合などがこれに該当します。

T

教えて(tell)
ユーザーが特定のカスタムスキルを呼び出すようAlexaに命令するときに呼びかける言葉の1つです。スキルの呼び出し名と組み合わせて使います。たとえば、「アレクサ、カラーエキスパートに私のお気に入りの色は赤だと教えて」のように使います。 ユーザーがAlexaと会話を始めるために使用できるフレーズはいくつかあります。ユーザーによるカスタムスキルの呼び出しを参照してください。
読み上げ機能(TTS)(text-to-speech (TTS))
テキスト文字列を合成音声(Alexa音声)に変換する機能です。Alexaサービスでは、プレーンテキストをTTSに変換できます。
タイムアウト/沈黙/応答なしエラー(timeouts/silence/no response errors)
ユーザーがAlexaの質問に答えなかった場合のエラーです。通常、ユーザーに応答を促す再プロンプトが再生されます。
タッチ対話(touch interaction)
画面付きAlexa搭載デバイスをタッチして特定の応答を引き出すことです。画面上のリスト内にある項目をタッチしてその項目の詳細を確認する場合などに使用します。
ターン(turn)
1回のAlexaへのリクエスト、またはAlexaからの応答のことです。会話のリクエスト側のみを指す場合もあります。たとえば、

「アレクサ、十二星座占いを開いて。」
「どの星座にしますか?」
「うお座」
「今日のうお座の運勢は...」

という会話の場合、回数としては4ターンですが、2ターンの対話と呼ぶことがあります。

U

発話(utterance)
ユーザーが行いたいことをAlexaに伝える、またはAlexaからの質問に答えるために言うフレーズです。プリビルド音声対話モデルのいずれかを使うスキルの場合、Alexaが定義済みの発話と関連するリクエストを提供します。カスタム音声対話モデルを使って開発するスキルの場合、開発者がリクエストにマッピングされるサンプル発話のセット(インテント)を提供します。詳細については、音声対話モデルについてを参照してください。

V

Viewport
画面付きのAlexa搭載デバイスでは、「Viewport」はユーザーに表示される画面領域のことを指します。それぞれのViewportには、形状、向き、サイズ、密度があります。
Viewportプロファイル(viewport profile)
Viewport特性の範囲を表す名前付きのリソースです。プロファイルでは形状、向き、サイズの範囲、密度の範囲を指定するため、複数の物理デバイスを表すことができます。たとえば、ViewportプロファイルのhubLandscapeSmallは、幅が9601280ピクセル、高さが600ピクセル未満の横長の長方形デバイスを含みます。条件付きロジックで指定されたAlexa Viewportプロファイルを使い、レスポンシブ対応のAPLドキュメントを作成します。
音声ファースト(voice forward)
音声に最適なマルチモーダルコンセプトです。GUIは音声用に最適化されます。つまり、ボタンやリンク、その他のタッチが必要な情報は、音声操作に適した情報(アクションヒントなど)に置き換えられます。
音声対話モデル(voice interaction model)
ユーザーがスキルとのコミュニケーションで使う可能性のある単語やフレーズです。このモデルにより、ユーザーのスキルとの対話方法やスキルが処理すべきリクエストの種類が決まります。Alexaは、プリビルドカスタムという、2つの種類の対話モデルをサポートします。
音声ユーザーインターフェース(VUI)(voice user interface (VUI))
人が声で呼びかけることでコンピューターやデバイスを操作する方法のことです。カスタムスキルの場合、音声インターフェースは、ユーザーの発話と、クラウドベースのサービスで処理可能なインテント間のマッピングで構成されます。対話モデルのスキーマを参照してください。

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ウェイクワード(wake word)
ユーザーがAlexaとの会話を開始する際に言うコマンドです。たとえば、「アレクサ、歴史博士を開いて。」などがこれに当たります。 ここでは、「アレクサ」がウェイクワードになっています。Alexaユーザーは、定義されている一連のウェイクワード( 「アレクサ」、「アマゾン」、「エコー」、「コンピューター」)から選択できます。
ウェブサービス(web service)
Alexa Skills Kitのコンテキストでは、Alexaサービスからのリクエストを受け取って応答を返すことができる、インターネット接続可能なサービスです。カスタムスキルの場合、クラウドベースサービスとしてウェブサービスを利用できます。ウェブサービスの要件については、カスタムスキルをウェブサービスとしてホスティングするを参照してください。
ようこそメッセージ(welcome message)
ユーザーが何かをリクエストするのではなく、スキルを呼び出しただけの場合に提供されるメッセージです。たとえば、「アレクサ、十二星座占いを開いて。」と言った場合、 Alexaは次のようなようこそメッセージで応答します。 「a s k ラジオへお帰りなさい。どの星座の運勢を聞きたいですか?」

初回起動時のようこそメッセージはユーザーにスキルを紹介し、ユーザーがスキルで使用できるコマンドをいくつか挙げます。2回目以降のようこそメッセージはユーザーに挨拶し、よく使われるタスクや会話を続けるために必要な情報を求めるプロンプトを出します。


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最終更新日: 2021 年 05 月 25 日